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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第2章 滅殺姫の憂鬱と焼き鳥の末路
第43話 波乱の幕開け
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けられています。
「もうっ、3人とも今はそんな話してる時じゃないでしょう!?」
魔王の中で唯一の女性、セラフォルー・レヴィアタン様がそれらの言葉に異を唱えてくれました。まあ女性ですし、色香に惑わされることはないでしょう。
「今は何よりドライグ君の浣腸プレイだよ! 戦場のど真ん中であのハードなプレイ、心踊るものがあるよね!」
ズッパァーーーン!!
「ひぎゃあ!?」
私は我慢ならず、彼女の眷属が動く前にハリセンを彼女の顔面に投げつけました。
「皆様、話が進みませんのでここからは私が司会進行をさせて頂きます。よろしいですね?」
「「「「は、はい」」」」
まったく、何故この方々はこうなのでしょう? 火織様の教育はライザー様よりもまずこの方々に必要なのかもしれません。
「では当初からの懸念、神裂家三女、神裂龍巳の正体に関してです」
「ふむ、彼女か……」
その言葉を最後に皆黙り込みました。
「グレイフィアの報告通り、確かに彼女の力の底は見えなかった。アジュカ、君はどうだ?」
「残念ながら俺もだよサーゼクス」
「っていうか彼女自分の力では一切戦ってないから正体の見極めようがないよ!」
「僕達が見てるってのを教えたのが良くなかったかもねぇ〜。でもさ、力の底が見えないっていうのは皆共通の見解なんだよね」
「そうだな。そして我々を持ってしても力を見極めることが出来ない龍など……数えるほどしかいない」
「まずは二天龍だな」
「でもその2匹は
神器
(
セイクリッドギア
)
に封印されてるし、っていうか片割れはあの場にいたじゃない」
「そうだね〜。それにもう片っぽの片割れも堕天使の方にいるらしいしね〜」
「では次に考えられるのは……
真なる赤龍神帝
(
アポカリュプス・ドラゴン
)
グレートレッドか」
「それこそまさかだ。奴は次元の狭間から出てくることはない。それにこのために予め確認も取った。今も奴はそこに存在していた」
「まあそうだろうな。では残る可能性は……」
「……
無限の龍神
(
ウロボロス・ドラゴン
)
オーフィス、か」
やはりそこにたどり着きましたか。その答えもなかなか信じることの出来る答えではありませんが、他の選択肢がありえない以上もうその結論しか残っていません。
「……グレイフィア、人間界の記録の方はどうなっていた?」
「はい、人間界の記録では確かに戸籍が残っていました。6歳の時にあの家に養女として迎え入れられています。その後、学校などにも人間同様通っており、怪しい点は見受けられませんでした」
「
無限の龍神
(
ウロボロス・ドラゴン
)
が人間に引き取られ、人間同様に暮らす、か。にわかには信じられんな」
「もしかし
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