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西山田パイ次郎の逆襲
パイ次郎は……っ!

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 さて。
 パイ次郎は、困っていた。40過ぎたのに低賃金過ぎて結婚すらできない。
 何としてでもプロ作家にならねばならない。
 パイ次郎は仕事から帰ると、ひたすら書いた。
 そんな日々を送っていたが、ある日。
 急にブチ切れてしまった。今までの不満が爆発してしまった。
 パイ次郎は、国会議事堂を爆破させてしまったのである。
 というのは嘘である。パイ次郎は図書館で本を読んでいた。

猫の大虐殺
反撃カルチャー
純平、考え直せ
プレカリアートの憂鬱


 ある日。パイ次郎は寝ていた。



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