半妖が見るは剣舞か争か
始まりの世界
失ったもの
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昼休みにて
白「朝から結構濃かったですねぇ・・・」
白は自席でそんなことを呟いた。
実際は白の所為だとも言えなくないのだが
アマネ「なんで先輩は変なところで激昂するのですか?」
アマネが侵入してるのはもはや日常茶飯事である
白「変なところとか言わないで下さい。私が怒る時はそれなりの理由があります」
アマネ「はて?その理由とはなんでしょうか?」
白「アマネさんは新聞部を自称しているのでしょう?自分で調べてください」
カミト「それよりも白、お前3体の精霊と契約してるんだってな」
白「そうですよ」
カミト「クレアが見たって言う精霊と一つになる技の使い方を教えてくれよ」
・・・クレアさんには後でお仕置きが必要そうですね。
何でわざわざそんなことをカミトさんに話すのでしょうか・・・」
アマネ「先輩・・・非常に言いにくいのですが、口から出てますよ」
白「ああ、今のは忘れて下さい。それか、忘れさせて差し上げます」
カミト「それよりもやり方教えてくれるのかどうか、答えをくれよ」
流石にうざいので話を全力で逸らしにかかる
白「知ってますか?一日は24時間しかないのですよ?それはたったの1440分であり86400秒です。それほどまでに少ない一日をもう既に私達は半分以上消費しています。つまるところ私が言いたい事はそんなどうでもいい事を質問する他にも時間の使い方はあるのではないでしょうかということです」
カミト「俺が強くなる為に使われる時間だと考えている。無駄ではない」
だいぶタフだった
しょうがないので話すことにする
白「あれは一体になった精霊の力を引き出す技です。そもそもカミトさんには使えません。よしんばあの剣精霊と一体になれたとしても剣精霊が強い力を外に放出する術、つまるところの攻撃技使えなければ意味がありません。唯退魔性能を高めても意味が無いことぐらいは分かるでしょう」
カミト「辛辣である」
白「ですが事実です」
白はそのまま話を打ち切ってしまう。
これ以上話すことはないということだろう。
アマネ「・・・・・・失礼します」
白「アマネさんは今日の夜私の部屋に来てください。バレないようにお願いします。話があるので」
アマネ「は、はい。わかりました」
そういってアマネは去っていく
それを見送った白はカミトの方を向き
白「カミトさん、今からカミトさんの左眼に私の刻印を刻みます。拒否権はありません」
と、少々強引にカミトの眼に刻印を刻んだ
カミト「どうなっているんだ?この刻印は眼に直接刻まれているが大丈夫なのか?」
白「必要になった時に教えます。大丈夫、命に関わるようなものではありませんし、それ
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