YES!ウサギが呼びました!
YES!ウサギが呼びました!
箱庭
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と思うけど」
(全くです)
黒ウサギはこっそりツッコミを入れた
「仕方がねえな。こうなったら、そこに隠れている奴にでも§bを聞くか?」
物陰に隠れていた黒ウサギは心臓を捕まれたように飛びは跳ねた。
三人の視線が黒ウサギに集まる。
「なんだ、貴方も気付いていたの?」
「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?そっちの猫を抱いてる奴と着物を着ているお前も気付いているんだろ?」
「風上に立たれたら嫌でもわかる」
「視られているのは判っていたけど敵意が無いから放置していた」
「へえ?面白いなお前ら」
(なんか十六夜に目をつけられた)
軽薄そうに笑う十六夜の目は笑っていない。四人は理不尽な招集を受けた腹いせに殺気の籠もった冷ややかな視線を黒ウサギに向ける。黒ウサギはやや怯んだ。
「や、やだなあ御四人様そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?ええ、ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便に御話を聞いていただけたらうれいしでございますヨ?」
「断る」
「却下」
「お断りします」
「聞くだけで良いなら」
「お一人様以外取りつくシマもないですね♪」
バンザーイ、と降参のポーズをとる黒ウサギ。
耀が黒ウサギの隣に立ち、黒いウサ耳を根っこから鷲掴み
「えい」
「フギャ!」
力いっぱい引っ張った。
「ちょ、ちょっとお待ちを!触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どうゆう了見ですか!?」
「好奇心になせる業」
「自由にも程があります!」
「へえ?このウサ耳って本物なのか?」
今度は十六夜が右から掴んで引っ張る。
「・・・。じゃあ私も」
「お願いですから、見てないで助けてください!」
「全くうるさいですマスターが寝ているのでもう少し静かにしてくれませんか?」
肩を大胆に出し太股辺りまでしかない青紫色の着物を着て、桜色の髪に狐耳を生やし尾てい骨から一本の尻尾が生えている女性が寝ている恭弥を膝枕している
「あ 、あり得ない。ありえないのですよ。まさか話を聞いてもらうために小一時間も消費してしまうとは。学級崩壊とはきっとこのような状況を言うに違いないのデス」
「いいからさっさと進めろ」
「それではいいですか御四名様。定例文で言いますよ?いいm「早く言え」はい」グスン
「御四名様は皆、普通の人間ではございません!その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵でございます
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