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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
ツッコミとボケでは、ボケの方が強い…様な気がする。
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は、煽る様に話しかける。
でも主役のパパは無表情…
お城に入って暫く進むと、通せんぼする様に3人の男が立っている。
一体誰でしょうか?
「あっ!あの3人組は確か…アン・ポン・タンだ!」
どうやらお父さんの知り合い(馬鹿にして良い相手)の様で、凄い名前で呼んでいる。
「ち、違う!我らは…「トン・チン・カンよ、お父さん!」
これまた面白イベントだ…私も一口乗らせていただきます。
「それは『サリーちゃん』に出てくる三つ子だろ!?」
「似た様なもんでしょ」
流石マイパパ…良いツッコミです。
「違うと言ってるだろ!」
静かな城内に響く3人の声。
ジョークも分からんとは…
「だって名前なんて知らないもん!」
「じゃぁ何で『アン・ポン・タン』とか言うんだよ…」
流石はプロ。
冴え渡るツッコミ…私など足下にも及びません。
「わ、私はエドガー!」「我はアラン!」「俺は…「もういいよ!退いて!」
凄い!
あのタイミングで話を遮断するとは!?
気にはなるけど、逆につまらなかったらムカつくので、これはこれで良い。
「お父さん…最後の1人の名前って何だろうね?やっぱりあの流れからだと『ポー』かな?」
エドガー・アラン・ポー…まさかねぇ?
「知らね!あそこで『三波春○でございます!』なんて言われたら腹立つから、聞きたくなかった!」
「ぷふ〜っ!ちょ〜うける〜!!それサイコー、あははははは!」
まさか“レッ○ゴー三匹”でくるとは思ってなかったわ!
やっぱスゲー…お父さんはスゲー!
さてさて、程良いお笑いムードに浸ったとこで、女王の執務室へ到着。
女王様は机で書類を決裁中です。
「レイチェル…お邪魔するよ〜」
「あ、リュカ!!」
だけどお父さんの姿を見た途端、書類を投げ捨てて抱き付く女王…
いいのそれで?
「リュカ、見て見て!私頑張ってアナタの子を産んだのよ!」
女王様はお父さんをベビーベッドの側まで連れて行くと、自慢気に赤ん坊を紹介する。
「うわぁ〜!可愛い女の子だ!名前はもう決まってるの?」
「本当はね、リュカの名前に因むつもりだったんだけど…大臣達が全員反対しちゃって…だから私の名前に近くしたの。その子の名前は『レティシア』よ…私とリュカの子レティシア」
そりゃそうだ…子育てどころか、籍も入れない男の名前など、周囲の者が認めないだろう。
「レティシアか…僕とレイチェルの子だし、将来はきっと美人になるね!」
「母親みたいに、変な男に引っかからなければ良いね…」
ちょうど良いタイミングだと思い、お母さんの不機嫌さを増す様なことを言う私。
う〜ん…修羅場でゴー!
「あらマリーちゃん!私は変な男になんか引っかかって無いわよ!むしろ最
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