46話
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出して飲む。一夏?連れて行かれたよ。いまさらおれが引き留めるのもアレだから大人しく連れて行かせた。断末魔が聞こえたがきっと幻聴だろう。
そんな皮肉を言っているとじっとこっちを見つめてくる刀奈さん。
「どうしたんですか?」
「そんなに羨ましいんだなぁって」
「ははは、男の夢なんじゃないですかね」
「ふーん」
「・・・嘘ですよ。さすがにあの5人組の相手とか一夏くらいにか務まらないでしょうね」
「ふーん」
何やら不満らしく口を尖らせているがいかんせん原因がわからないので退散する事にする。
「そろそろお暇しますね。また放課後寄らせてもらいますね」
「あ、・・・あのね、変な事を聞くんだけど今気になる人っている?」
「・・・そうですね。いるっちゃあいますね」
「そ、そう。それって?」
「うーんでも今は刀奈さんの回復の方が大切ですしね」
別に至極普通な回答をしているのにびっくりしている顔をしているので笑う。ここのところ驚く顔や赤面する顔などいろいろな表情を見てそんな顔もするのかと意外な一面を見れて楽しい。
「な、何もないわよ!それより人前では刀奈って呼ばないでね!」
「わかってますよでは、また」
「う、うんお休みなさい」
それから二日後、刀奈さんの傷が完治した。
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