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sao〜忍びの如く疾風〜
アインクラッド第一層
チュートリアル後〜クエスト『山男の証』
第三話『山男の証』part1

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茅場のデスゲーム宣言が行われた後
絶対にこのゲームをクリアしてやると決意した俺は
始まりの街周辺の狩場はすぐに枯渇すると予測した。

そうした成り行きから今俺は、草原エリアを猛ダッシュで駆け抜けている。
今考えうるやるべき事は、まず自身の強化だ。
自身の強化はデスゲームとなったこのゲームでは、
とても大切なことだ。
自分のベータテストの記憶を振り絞った結果

今ここで一番自身の強化に必要なのは
始まりの街で買ったあの武器『ジ・ハートシー』の
『秘密』を使って強化することだ。
実はあの武器はあるクエストをクリアすることで
SAOでそんな事が起こる武器は少数なのだが、
【進化】が起きるのだ。

内容はともかく自分が生きてこのゲームをクリアするためにも、このクエストは必要なのだ....。
俺はベータテスト時代の記憶と感覚で
後2分も走れば着くだろうと予測した。





――――――二分後、目測は誤って無かったらしく
無事にクエスト地点『サーソン村の小屋』に着いた。


俺は周りを一度見回した後、ゆっくりとそのドアを
開けた.........。


ベータテストの時と変わらずに、小屋の中には
立派に頭を白くした老人がいた。
俺がなにかお困りですか?とお決まりのように聞くと、
その老人はあぁ実は頼みごとがあるんじゃと
行った。

その後、俺は昔この老人が山男だった事、最近モンスターが近くの山に立てた登頂記念の旗を引き抜いたこと、そしてそれをモンスターから取り戻して、
山のてっぺんに戻して欲しいこと、等を五分間ぐらい聞かされた。
クエストがベータテストと変わっていないことを確かめま俺は、そのクエストを受けますか?
というシステムの問にyesで答えた....。




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