暁 〜小説投稿サイト〜
ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
劇場-シアター-
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サイトはルイズとハルナの二人。
キュルケはタバサ、
ギーシュはモンモランシー、
レイナールはマリコルヌと組むことになった。
「女の子と一緒がよかったのに〜」
「僕じゃ不満か?マリコルヌ」
レイナールは眼鏡をかけなおしながら、愚痴をこぼしてきたマリコルヌに棘のある物言いをする。
「平賀君、私から申し出たから言うのもなんだけど、私も一緒で大丈夫?」
今回ハルナも同伴している。戦闘能力のないはずの彼女がサイトに着いていくことに関して、ルイズは正直乗り気になれなかった。…最も、他の女がサイトにくっついているのが気に食わないことが本音だが。
「ぜんぜん大丈夫だって。俺がちゃんと守るから」
惚れた男からこんなことを言われてしまってはどうしようもない。ハルナは嬉しそうに頬を赤らめた。
「…」
こんなことを聞いて面白いと思うルイズなわけがない。不満のあまり顔が少しゆがみ始めたが、サイトはルイズの方も振り返って声をかけてきた。
「もちろん、ルイズも心配だから一緒に連れて行ってるよ」
「…ま、そういうことにしといてあげる」
ちゃんと自分のことも見てくれているから、この辺りで妥協してやる。だが羽目を外したときはみっちりお仕置きしなければ。そう心に誓うルイズなのであった。
「ねぇ、ダーリン。ルイズたちとじゃなくて、あたしたちと行かない?たっぷりサービスしちゃうけど?」
タバサとの二人旅も悪くないが、そこにサイトも居れば文句のつけようがない。早速誘いにかかるキュルケだが、それをよしとしない乙女二人の反撃も当然ながら出る。
「だめに決まってるでしょ!あんた、これは姫様から仰せつかった大事な任務なのよ?デートしたいなら適当にあんたが掘り出したボーイフレンドを誘ったらいいんじゃない!」
「そ、そうです!平賀君とキュルケさんが一緒だなんて、絶対絶対だめです!!」
キュルケの傍だなんて、何をしでかされるか分かったものじゃない。
「おや、サイト君がだめなら僕でどうかな?」
「あら、いいの!?」
「乗換え早!?」
ジュリオというこの場で最大の爽やかイケメンが調子のいいことに誘ってきたために、キュルケはあっさりと傾いてしまう。証拠に目が微熱の蓋綱にふさわしく熱を帯びている。サイトの突っ込みさえも聞き逃した。
「おいお前!ロマリアの神官だろ!女の子とイチャイチャなんてしていいのかよ!?」
しかし、当然男たちは面白くもなんともない。マリコルヌがジュリオに、彼が神官という立場に居ることを出しに(最も、モテナイ男の嫉妬の度合いが高いに違いないが)突っかかると、ジュリオは軽く流すように言い返す。
「今の僕は神官の位から一時退いていることになっているんだ。だから好きにしていいんだよ。もちろん…恋愛もね?」
「はぁぁ…」
しかも、これ見よがしにモンモラ
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