十四日目〜十六日目
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
わずそんな趣味であるのかと言ったら思いっきり「違うわ!!」と、怒られて殴られました。普通に膝がかくかくもんだよ。冗談で言ったのに、本気にするなよと抗議したが、聞き入れてくれませんでした。
話は土下座した同期ゴブリン達の話に戻る。何でもホーンラビットはゴブ郎のアドバイスで倒せるようになったのはいいのだが、ナイトバイパーとか相手となると手も足もでないらしいのだ。そんなこんなで、彼らでも手も足もでない固体を普通に倒せる俺達に、殺しの術を教えて欲しいらしいのだ。それでゴブ郎は、自分のメリットは何だと返したら、同期ゴブリン達は自分の獲物の一部を献上する事を提案する。
どうやら下僕ゴブリン達のやり取りを見て、自分達も同じことをゴブ郎にしようと思ったのだろう。献上の話を聞いてゴブ郎は殺しの術を教える事を了承した。そこでゴブ郎は合同訓練を提案して、土下座したゴブリン以外に俺、ゴブ吉、ゴブ美も参加するように言うのだった。そして始まった合同訓練は、地獄が始まった思った。とにかく容赦がないのだ。もう無理だといっても「まだ足が立っているだろ!!」と言って殴られた。理不尽すぎる!!
そして結果は、俺も含めて全員が足腰が立たなくりました。教官の立場であるゴブ郎は涼しい顔であった。こっちは汗が滝のようにながれて、喉も痛くて喋るのもしんどくて、何もする気が起きなかった。そんな中で、ゴブ美がフルフルと震える体で同じ雌ゴブリンに自分の首飾りを自慢していたのを見て、ある意味根性あるなと思った。
今日は全員が動けないので、ゴブ郎が全員の飯を用意してくれるのだった。正直いって助かる。
皆が就寝につく夜。俺は少し寝付けなかったので、洞窟の近くにある水場に行こうとしたら偶然にもゴブ郎に遭遇した。ゴブ郎はなんか気まずそうな表情をしており、俺は小瓶の存在に気がつき、それは何だと聞いたら、自分が生成した毒を瓶に詰めているだけだと答えた。ゴブ郎の表情からして、何かを実行に移そうとしているを察した俺は「そうか」と、答えて少し水場で水を飲んだ後に、ゴブ郎を無視して寝た。
その結果が、どのようなものだろうと俺は知らない。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ