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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第1章:メルキド編
1:新任ビルダー現る
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応ですね。何か不満でもありますか?』
「いえ別に……不満は無いですよ。やる気も無いですしね」
勝手に生き返されて“お前の責任なんだから何とかしろ”と言われ、“よっしゃぁぁ!やってやるぜぇ!”ってなるヤツは居ない。

『……良いですよ、それでも。アレフガルドを復興してくれるのなら、貴方のモチベーションは気にしません。それよりも町の名前は決まったのですか?』
「はぁ、町の名前? 何で俺がそんな事を考えなきゃならないんだよ」

『貴方がビルダーとして作り出す町です。貴方が名付けなくて如何しますか!』
「……めんどくせーなぁ。じゃぁ良いよメルキドで!」
元々はメルキドって名前の町だったんだから、頭捻って変える必要無いよね。

『何だ……結局そのままですか』
「お、何だ! 文句あんのかコラ!」
『いいえ、お好きにして下さい』
「じゃぁボソッと因縁付けんな」

『はいはい……それより、無駄話をしてる間に、町人候補が来ましたよ。きっと貴方のモチベーションも上がる町人候補が……』
何処で見てるのか分からないが、何かを見つけたルビス……
言われるがまま俺も周囲を見渡す。

「ここは何だ? この旗は何なんだぁ?」
俺の視界に入ったのは、歳は16〜17くらいの黒髪の可愛い少女。
俺が立てた旗と、他とは違う空間が気になり、新生メルキドの町にやってきたのだろう。

モチベーションが上がるって、そう言う意味かぁ!
うん。確かに上がるね!
物作りも、町造りも……そして子作りも頑張れるね!

「やぁお嬢さん、初めまして。この旗は僕が立てた物なんだよ。そしてこの暖かい空間は、この旗を立てた事により発生した新しいメルキドの町(予定)なんだよ」
「君がこの旗を? ここが新しいメルキドの町? ……一体君は何者なの?」

「僕の名前はリュカ。女神ルビスの導きで、異世界よりアレフガルドを復興する為にやってきたビルダーだ。先ずは手始めに、このメルキドを復興する予定なんだ」
『先程まであんなにやる気が無かったのに、アッサリ気分が変わるんですね』

「うるさいよルビス。やる気になったんだから良いじゃんか!」
小うるさい女神(ルビス)のチャチャに文句を言い黙らせる。
すると……

「ルビス? 私の名はピリンだよ。それに貴方一人で喋ってるのに、うるさいって如何いう事?」
「あ、あれ? ルビスの声が聞こえなかったの?」
如何なってんだ? 俺……独り言言ってる事になってるの?

『リュカ……私の声は貴方にしか聞こえません。人前で私と会話すると、大きい独り言を言う危ない人にしか見えませんよ(笑)』
笑ってんじゃねーよ! そういう事は最初に言わなきゃダメだろ。

「大丈夫リュカ……何か危ない人っぽいけども?」
「あ、危なくなん
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