第2章:埋もれし過去の産物
第35話「狂気に堕ちし緋き雪」
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.。」
しかし、それはあまりにも容易く上に弾かれてしまった。
「あは、“お兄ちゃん”よりも手応えがなかったね。さよなら。」
そのまま彼女の杖が魔力の大剣となり、私に振り下ろされた。
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