日常風景のパフォーマンス
第33話
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魔力は多少あれば、それこそ一般的な平民の悪魔の魔力があれば十分だ。で、こいつがまともに作ったアイテム。N/A!!」
品質120、特性は『特性で強化・大』『少ない敵に大効果』『小さな敵に超有効』『最後の一撃・大』『初心者でも大丈夫』こいつを作るためにここ数日寝てないんだよ。N/Aの連鎖爆発に何人かが巻き込まれてリタイアしているが音が激しくてアナウンスがわからない。そんな爆発の中をサイラオーグは突き抜けてオレに殴りかかってきた。無論、運動神経が皆無なオレにそれが躱せるわけもなく直撃を喰らう。ふむ、これを使わせられるはめになるとわな。
「ししょ〜、無事ッスか?うわちゃ〜、ミンチよりはマシとかお茶の間に見せられないじゃないッスか」
「あちゃ〜、無事なら返事しなさいよ〜」
『たかが肉体が壊れただけだ。既に新たな器に移動したわ』
釜の中から起き下がり、左右の釜から武器を取り出す。
「このキラーマジンガが相手だ、傷付いたお前がどこまで耐えられるかな、サイラオーグ・バアル?」
「規格外にも程があるだろうが!?」
「ラスボスの倒したと思ったら2段変身とか最終兵器が起動するなんて当たり前だろう?」
「どこの当たり前だ!!」
「「「変態国家日本のサブカル」」」
変態とは言っても良い意味での変態だ。世界中を見ても珍しい民族だぞ、日本人は。職人気質なくせに妙なこだわりや遊び心を忘れない所や、恐ろしいぐらいに様々なことに寛容であり怖いもの知らずな所とか。
「ふざけるなあああ!!」
「結果が全てじゃボケ!!」
サイラオーグ・バアルの拳をキラーマジンガのボディで受け止める。結果はキラーマジンガのボディにはキズやヘコミもつかず、逆にサイラオーグ・バアルの拳の皮膚が裂けるだけに終わった。
「さすがキラーマジンガ、何ともないな。今度はこっちの、ってあれ?よっ、ほっ、はっ、おいおいマジかよ。動かし方がわかんねえ」
「だっせ〜」
「ミッテルト、後でショッカーも真っ青な改造を施してやるからな」
「ちょっ、事実っしょ!?」
「うるせえ、改造されたくなかったらブルーメタルでキラーマシーンを作れ!!」
「横暴ッス!!眷属虐待ッス!!」
「師匠からの愛の鞭、ってこうか!!」
ミッテルトと漫才をやっているうちに動かし方を掴む。移動を翼での飛行、4本ある腕はマリオネットを操るように両指を動かす感覚なのか。それさえわかればこっちのものだ。
「剣の舞!!」
「くっ、動かし方が分かったばかりなのにこの精密さだと!?」
「火炎斬り、マヒャド斬り、真空斬り、稲妻斬り!!」
まあ、それっぽく見せてるだけのただの斬撃だけどな。それでも吹き飛んだので良しとする。だが動きにくい
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