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ドラゴンクエストX〜紡がれし三つの刻〜正式メンバー版
二の刻・青年期前半
第二十三話「目覚めよ、秘められし力(前半)」
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味魔物達も被害者の様なものじゃ。元々魔物は今程では無くとも凶暴ではあったが、それでも獲物を捕らえて己の糧とする為の物。その獲物が時たま人であったりしただけの事。我等人とて、己の糧とする為にほかの動植物の命を奪うのじゃから彼等だけを悪とするのは間違っておるじゃろう?」
「まあ、理屈は解るけどな」
「じゃから、大人しくなっておる魔物ぐらいは助けてやりたいと思ったのじゃよ。そしてリュカとか言ったな、お前さんからもあのお方と同じ力が感じられるんじゃよ。魔物達の魂を癒す事が出来る力を」
「魂を癒す…俺が…」
「そのお方っていう人は此処には居ないのか?」
「ああ、もう十数年前になるか、どこぞの武人と相思相愛になられてその方と共に旅立ってしまわれた。ワシは此処に魔物達の住処を拵えたばかりで付いて行く事は出来なかったからの、それっきりじゃよ。今もお元気でおられるかのう、マーサ様」

「マ、マーサ!?」


=冒険の書に記録します=


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