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ソードアート・オンライン 〜story of Liebe~
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だかりだな……。見に行く気にもなれん。
「あ、あそこに書いてあるのかな!?行こうよ蒼空!」
お前はバカなのか?
「お前はバカなのか?」
「な、バカとはなにさバカとは!?」
「あれま、つい声に出ちまったぜ。てへ★」
「うわ、うっざぁー……」
「まぁ、行くなら俺の分も見てきて」
「え、一緒に行かないの?」
あんな密集地に連れていく気なのこの子?俺をいじめる気なの?
「俺あんまり人多いところ好きじゃないし見てきてくれ」
「じゃあ、今日のお昼代よろしくね!」
と言って走っていく
なんで俺がお前の昼飯代奢らなきゃいけないんだよ……
はぁとため息ついてると木綿季が戻ってきた。
「なんだ、意外と戻ってくるのが早いな」
「近くにクラス見た友達いたから聞いてみたら答えてくれた」
「そうか。じゃあ、今日の昼飯代はナシだな」
「えぇ〜!なんでさ!」
「ズルしたからだ」
ケチとか文句言ってるけどお構いなし
「結局どこのクラスになるんだよ」
「えっと、Aクラスだよ」
この学校は部活による成績、進学による成績もほどほどによく文武両道がしっかりできる学校として人気なのである。
学校の教訓は質実剛健らしく、中身が充実し心身ともにたくましくという意味だ。
また、スカラーシップ制度として成績優秀者は学費を安くするらしい。これは1年ごとに決めるので3年間安くするには常に成績上位でなくてはならない。
そしてそのスカラーシップ制度を受けれた人はAクラスになる。
「つまり制度受かったんだな」
「これで伯母さんの苦労を減らせるよ」
木綿季はある病気で両親ともに亡くしていて、今の育て親は伯母さんになっており学費や食費を出してくれているそうだ。
伯母さんは子供をほしがっていたが中々生むことができなかったらしく、『子供ができたみたいね』と喜んで育て親を引き受けてくれたらしい。
「多分藍子さんの方も大丈夫だろ」
「まぁ、姉ちゃん頭いいからね」
藍子さんは別の学校に進学したらしく(理由は友達が多いからとかなんとか)、そこのスカラーシップ制度を狙っているらしい。
「後でメールしとこ」
「おい、早くクラス行かないと遅れるぞ」
「は〜い」
そして俺たちは自分のクラスへ向かった。
クラスに着くと沢山の生徒がいた。大体40人くらいだろう。
「知らないやつばっかりだな」
「あ、座席表が書いてあるよ。蒼空のとなりになってないかなぁ」
「いやいや、そんなわけ」
そんな簡単に思い通りになるはずがないだろ
「あっれ〜おっかしいなぁ……」
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