1部分:第一章
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た私と違って大きいから」
何気に自分が小柄なことを言うマネージャーだった。
「気をつけてね。バランス崩したらね」
「それで終わりですね」
「そうよ。あとは」
「あとは?」
「救命胴衣忘れないでね」
それもだとだ。忘れるなというのである。
「さもないと。落ちた時にね」
「大変なことになりますよね」
「下手したら死ぬわよ」
溺れてという意味である。
「そうなりたくなかったらね」
「わかりました。それにしても」
「それにしても?」
「ここって凄い海ですよね」
周りを見回して言う奈緒だった。見渡す限り濃厚なマリンブルーの海である。宝石の様なその色を見てマネージャーに言ったのである。
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