暁 〜小説投稿サイト〜
エイリアン
5部分:第五章
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いします」
「わかりました。それでは」
「アイドルがアニメのキャラになるんですね」
「元はゲームだったんですけれどね」
「凄いですね。そしてアニメのキャラがグッズになってこうして大々的に売られるのも」
 彼の星にはないことなのでこれまた驚くべきことだった。彼は地球のそうした文化も知った。それで店でもだ。店の親父にまかないのうどんを食べながら話した。
「地球、いや日本の文化は」
「何だよ。何かあるのかい?」
「いえ、かなり独特ですね」
「ははは、そうだろうな」
 親父は彼のその言葉に笑って返した。親父は今彼の前にいる。一つのテーブルに向かい合って座りだ。そのうえでうどんを食べているのだ。

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