一誠SOS
次期次期当主訪問(2)
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な。理由を知った後、延命処置してからの戦争後は何してるか知らなかったよ」
「追加として言いますが、魔の儀式を繰り返してたので総司さんの体は魔物の巣窟となってしまいましたが」
そう言うマグレガーが追加注文として言った後に、総司の背後に鵺が現れた。俺はビビらなかったが、グレモリー眷属は鵺が出てきたから驚いた顔をしていた。総司は続けたが、魔の儀式によって一人百鬼夜行となったのか体の中には沢山の妖怪がいる。
まあ随分前に知った情報で、とある漫画にも百鬼夜行を持つヤクザもんが出てたな。一人百鬼夜行なので『騎士』の駒が二つ必要だったみたいで、大量の小型ドウターを葬ったのは総司の妖怪達の活躍をしていたと聞く。
「祐斗の剣の腕は、総司から学んだそうだ。教えられたのは流派ではなく、剣の扱い方や戦いの姿勢をコイツから習ったらしい。天然理心流という訳ではないのだよ」
「私でも一誠様には勝てませんよ?剣の腕は私よりも達人なのですからね、何せサーゼクス様の剣の師と聞いてます。あの大太刀を見せてもらいましたが、あれ程素晴らしい剣は今まで見た事がありませんでしたよ!」
「アレは唯一俺が手作りした剣でもあるが、ちなみに総司は『騎士』の駒が二個必要だったからな。小型ドウターを大量に葬っていたり、随分前の対ドウター戦でも大活躍した程だ。総司の紹介はここまでにするけど、次は『僧侶』を紹介したいと思う。デザインが凝った紅色のローブ着ている男性は、マグレガー・メイザースと言って近代西洋魔術の使い手としてあの『黄金の夜明け団』の創立者の一人とされている。七十二柱の本を編集して、翻訳までしたのが有名な話だったか」
『黄金の夜明け団』と言うキーワードに同じ魔法使いのルフェイは元同じ所属だったので、それは知っている事だが教会コンビであるアーシアとゼノヴィアは心底驚愕した顔をしていた。イリナは俺らの家に住み始めてから、一応の知識として教えといた。歳は見た目だと総司と同様だが、切れ長の目元と薄い微笑が妖艶に出ているし金髪と黒髪が混じった髪は長くて軽くウェーブがかかっている。
「魔術関係の偉人じゃないか!」
「す、凄いです!私、教会で習いましたよ!」
二人の驚きようだったが、黒神眷属の面々は既に知っている情報なので余り驚かないリアクションをしていた。無論ソーナ達もな、こういう情報は知っておいて損はないからだ。魔法を使う者にとって有名人なのだが、ルフェイもゲオルグも認知済みだからな。
「ふふっ、一誠様からの紹介を受ける事はとても光栄に思えますが、黒神眷属の皆さんはまるで知っているかのような顔をしていますね」
「当たり前、お前らの情報については既に知っているからな。ちなみにサーゼクス唯一の『僧侶』で、総司と同じく駒二個消費となったからマグレガーが
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