一誠SOS
次期次期当主訪問(1)
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英雄チームは、地下に行く事となるが基本休日は己を鍛えるようにと言っている。するとゼノヴィアを説教しているミリキャスで、イリナはアーシアとゼノヴィアと合流しないでいた。
「見てよ一誠君。年下のミリキャス君にゼノヴィアが説教受けているわよ」
「俺らの念話会議している間だったが、それについては自業自得だよな」
「今回、ミリキャス君も眷属を作って人間との契約を取らないといけない。理解していても実際人間界で暮らす悪魔の姿が見たいそうなので」
「朱乃も白音もハイブリッド・ピースとなっているからか、普通に溶け込んでいるなー」
次期次期当主は幼い頃から悪魔の在り方に興味を持つ事は良いが、俺らの家に数日共に生活すると言うのは面倒だ。俺らの生活が丸裸になるが、ここのルールに従うと言っているからな。ミリキャスは朱乃を姉呼ばわりしていたが、アーシアもそう呼ばれてたので困惑するアーシアだった。何でも朱乃の妹のような人物だと聞かされていたらしいので、姉呼ばわりされていた。
「で、一誠君。私達はどうすればいいの?ヴァーリ達のように地下で鍛錬かな」
「本来ならばそうだが、ここにいるソーナ達と一緒にいつも通り生活してくれて構わない。料理とかはいつも通りにな」
休日は己を鍛えるようにと言ってあるが、今回はいつも通りの生活なので休日は己の趣味に注げと言ってある。そんで教会コンビのゼノヴィアに向けるが、パワーバカなのか軽く説教を受けていた。
「ゼノヴィアさんは、聖剣使いとしていくつか勿体ない所があります。確かにパワーで相手を倒すのも格好良かったですけど、聖剣能力を抜群に使っている関羽さんや一誠様のようにならないと何時まで経っても聖剣特性を理解した方がテクニックタイプとして戦えると思います。透明で姿を消してからの敵を静かに斬り落とすとか、擬態で大きなオーラを溜めるまでのカモフラージュするとかで、七つの能力を同時に使えたら聖剣使いの名が上がります。パワーが強いと言っても、聖剣対策として研究されてしまいますのでそうならない為に・・・・」
ミリキャスがゼノヴィアを思いっきりダメ出ししているが、それは結構的確に言っているからゼノヴィアは痛い所を突いたみたいな顔をしている。それを聞いたイリナや祐斗にとって、有難いと思いながら頷いている。
パワー重視よりパワーバカをいくら注意した所で直さないし、パワータイプの『騎士』であるゼノヴィアは眷属内でも突かれていると聞いていた。俺らより小さい子に説教受けているのか、ゼノヴィアがどんどん小さくなっていくのが見えた。
「う、うん・・・・これからは・・・・気を付けるよ・・・・」
「もっと言ってやれ、コイツは剣術に関して何も理解してないからな」
「一誠君の言う通りですが、本当にありがとうございま
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