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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
EXTRADUEL2 チーム結成
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手が読めない。
「押し切れればいいが………」
これまでの手を考えても押し切れるとは思えない。
「しかし………攻撃してきて来ないな………」
攻撃を弾き返したと言うのに伸也からの攻撃が無い。不思議に思いつつも次の攻撃の手を考える。
(奴のトラップは恐らく俺だけに狙って効果を与えられることは無い筈だ。だからこそ奴が本当に嫌がるのは………)
そこまで考えて一つ手を思い付いた。
(策を練るのが得意そうだが、そう何度も上手くいくとは思うなよ………?)
「流石にバレたかな………」
バルトが伸也を不自然そうに見ている様子を見て小さく呟く。
「だが、バレたとしても俺にはどうする事も出来ないけどな………」
そう言って新たな手を考える。恐らくバルトは直接近接戦闘に持ち込もうと近づいてくるだろうと予想していた。
「まあそう読み通りにはいかないだろうけど、気が付いているのなら恐らく………」
「ボルティックランサー!!」
先に動いたのはバルトだ。一番初めに放った雷の槍を再び伸也に向かって放つ。
「クリスタルウォール!!」
そこからはまた同じだ。ボルティックランサーが当たりクリスタルが崩れる。
「まだまだ!!」
しかしバルトは構わず動きながらボルティックランサーを撃ち続ける。
それに対して伸也は同じ様にクリスタルを召喚しては砕かれた。
「さて、いつまでこんな事を続けるつもりだ?魔力切れでも狙ってるのか?」
「そう思ってるのなら俺の勝ちだ!!」
そう言いながら伸也を回るようにボルティックランサーを撃ち続けた。
そして1週した辺りでバルトは止まった。
「どうやら諦めたかな?」
「いいや、俺の作戦勝ちだ。お前の周りを見てみな」
「何を言って………!!」
そこで伸也はバルトの言葉の意味を理解した。
「クリスタルの破片が俺の周辺に………!!」
「これで逃げられないだろ?そして………!!」
そう言ってバルトは飛び上がる。
「上からお前を直接叩く!!これで終わりだ!!!」
そう言ってバルトは動く。真っ直ぐと伸也の方へと向かって行った。
「さあ、俺の一撃を耐えて見せろ!!」
この時点でバルトは勝利を確信した。相手のスキルを利用した完璧な作戦に手ごたえを感じたのだ。
だが、バルトは忘れていた。伸也が仕掛けていない事を………
「残念。俺と知恵比べは愚策だよバルト」
「何を………」
「スキル、シフトチェンジ」
スキルを発動すると、バルトと伸也の場所が一瞬で入れ替わった。
「これは
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