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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
EXTRADUEL2 チーム結成
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思わずバルトが驚き叫んだ。

「猪みたいにぶつかり合うだけがブレイブデュエルじゃないのさ!!………クリスタルフォール!!」

そう言うと伸也の目の前に2つ大きな結晶が現れ、それが盾となりボルティックランサーを防いだ。

「流石に誘導弾で破壊出来る盾じゃ………ん?」

そう分析しようとした瞬間に、クリスタルに亀裂が走り、2つとも粉砕した。

「でかい口を叩くわりにはあまり防御には自信が無い様だな」
「まさか1撃で破壊されるとは………」

予想外の出来事に伸也は動揺している中、バルトは畳みかける。

「悪いが、どんどん攻めさせてもらうぞ!!」

チャンスと察し、一気に伸也へ迫る。

「長引かせる気はねえ!!喰らえ一撃粉砕………ぐっ!?」

スキルを使うとしたバルトに痛みが走る。

「何だ………?」

痛みの個所を見るとそこには先ほど粉砕したクリスタルが刺さっていた。

「これは………!!」
「クリスタルリバイブ!!」

それと同時に先ほど粉砕したクリスタルがまるで復元するかの様に集まりだした。

「ぐっ!?ぐぅ………!!」

復元するクリスタルの破片にバルトの鎧が傷つけられていく。

(これは………まずい!!)

一つ一つは威力が低いが、積み重なるダメージにバルトが焦る。

「だが、突破出来ない………ほどじゃない!!」

クリスタルの嵐の中、無理矢理前に進むバルト。

「だが、それだけで終わると思うかい?」

その呟きはバルトには聞こえない。
クリスタルの嵐を何とか抜けたバルトだが、その瞬間、地面から大きな爆発が起こった。

「ぐうっ…………!!」

衝撃と共にダメージが響き、鎧が完全に破壊された。

「ナパームボム。踏まれないと発動しないスキルだけどその分威力は凄いだろ?」
「この………!!ボルティックブレイカー!!!」

反撃と言わんばかりに自慢の砲撃魔法を繰り出すバルト。

「悪いね、リフレクトミラー!!」

その瞬間、伸也を守るように巨大な鏡が出現し、その鏡はバルトのボルティックブレイカーをはじき返した。

「なっ………!?」

咄嗟に横に飛び、何とか避ける。

「こいつは………」

そこでバルトは気づく。

「援護、索敵タイプか!!」

味方の援護や索敵を得意とする戦闘スタイル。なのはからプロフェッサータイプと聞いていたがその言葉はすっかりと忘れていたが、それがどう言ったスタイルかは覚えていた。

「だが、こいつはそれだけじゃない………」

罠を得意とするタイプ。こう言った味方の援護につながるトラップを駆使する戦い方をする相手は初めてあり、次の
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