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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
EXTRADUEL2 チーム結成
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合え……!!」
反応に遅れたものの、建物の陰に隠れるように横に逃げるアリサ。
「無駄だ!!」
しかしバルトの砲撃は関係無いと言わんばかりに建物ごとアリサを狙って砲撃を動かす。
「貫通!?なのはみたいな事を!!」
砲撃が建物を貫くとその建物は下へと崩れていく。
「やったか………?」
砂塵が舞う中、バルトの死角から黒い陰が現れた。
「!?てめえ!!」
「はあああぁぁ!!」
反応しきれないバルトに一閃。
(くっ、鎧が………!!)
その一撃にバルトの鎧は破壊された。
「紅蓮一閃!!」
「なっ!?」
更にアリサの攻撃はそれだけに終わらなかった。刃がある部分に炎が帯びるアリサのスキルだが、そのスキルは違った。刃が全体を覆うように炎が包み込み、完全に炎の剣と化した。
「このお!!」
バルトもそう簡単にされるがままに終わらない。体勢が整わない中、懸命に斧を構えガードする。しかしそんな頑張りも虚しく斧を弾かれ、アリサの一撃を無防備のままに受けたのだった………
「くそっ………」
「私の勝ちね!!」
悔しがるバルトをよそにアリサはVサインをバルトに見せる。
「アリサ、もう一回だ!!」
「やっと名前で呼んだわね。勿論良いわよ………と言いたい所だけど、私これから習い事があるから帰らなくちゃならないの」
「そうか………」
アリサの理由を聞き、バルトはそれ以上何も言えなくなる。
「毎日は来れないし、相手出来るか分からないけど、また戦いましょ」
「………ああ。次は負けねえ」
「それはどうでしょうね?またボコボコにしてあげるわ」
そう言い残しアリサは帰って行った。
「………」
ボロ負けだった。
なのはとフェイトの2人を相手した時よりもだ。
「あれがトップエリートの上位ランカー………」
最高に興奮した戦いの感覚が今もまだ残っている。
「早く俺も………」
そう言い、言葉を失う。
道は遠く険しい。退屈な戦いにストレスばかり溜まっていく。
「………」
せっかくの気分が一気に萎えてくる。
「満足していたのにいきなり意気消沈して………感情の変化が激しい奴だな」
「………何だお前?」
不意に声を掛けられたバルト。挑発にも近い事を言われ、不機嫌ながら相手を見た。
「失礼。俺は江口伸也と同じ5年生だ。こっちは小岩井佐助」
「よろしく………」
と軽く自己紹介する2人。しかし依然バルトの態度は変わらない。
「何の様だ?喧嘩売りに来たわけじゃないよな?」
「ちょっと提案があってね。単刀直入に
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