暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?奇跡の結成/最強の対魔竜部隊〜Dragon SlayerS〜
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だ。そんなあの子たちを、見捨てたくない」

「あたしも、なのはと同意見よ」

「私も!」

「私も」

「わたしもだよ!」

「わたしもやよ、ルシル君」

「わたしも! シャルロッテ様の力を借りれば、きっと勝てるって!」

アリサちゃん達も私と同じ気持ちであってくれた。ルシル君はさらに迷い、悩んだ後、「判った。スマウグを迎撃しよう」戦う意志を持ってくれた。ヴィータちゃんが『それでこそだぜ!』嬉しそうにガッツポーズを取った。

「シグナム達は、スマウグを尾行してくれ。だが、絶対にこちら側から手を出さないように。今から対スマウグの準備を始めるから、それまでは耐えてくれ」

『了解した』

『おうよ!』

『判ったわ!』

『了解ですぅ!』

『ヤー!』

シグナムさん達がルシル君の指示に応じていく。そして最後にリインとアイリの顔がモニターに映ったら「え・・・!?」アミタさん達が驚きを見せた。その理由はリイン。アミタさん達がエルトリアに戻った後にアインスさんが亡くなったことを知らないから。

「ルシル君! あの、ごめんね。えっと、スマウグって、ケリオン君の門の先・・・アールヴヘイムで倒したんだよね・・・!」

「・・・門が閉じる直前だったからな。倒れる姿を見ずに戻って来た。だが、必ず勝てると思っていた。当時、俺は、俺の最高クラスの使い魔を何体も召喚したうえで戦った。スマウグと同格に近い子たちだ。その子たちが束になれば勝てる。そう思って・・・ん? あ・・・!」

「そうだよ。勝敗はこの際関係ないよ、ルシル君。ケリオン君は確かに閉じて、アールヴヘイムに帰ったはずだった。なのにどうして? どうしてアールヴヘイムに居るはずのスマウグがこっちの世界に居るの?」

すずかちゃんの考えに私たちは絶句した。何故ならその答えは1つだから。私たちの過ごす次元世界と隔絶されたまた別の次元に存在している世界・アールヴヘイムとを繋いでいる神器・転移門“ケリオンローフェティタ”。
リンドヴルムの本拠地・天空城レンアオムでの決戦の後、ルシル君は使い魔さん達と一緒にスマウグをアールヴヘイムに閉じ込めた。ケリオン君は自身であるその門を閉じて、本来の在るべき場所のアールヴヘイムへと帰ったはず。

「ケリオンローフェティタはまだ帰っていないということなのか・・・!?」

せっかく回収してアールヴヘイムに返還したいくつもの強力な武器型神器がまた、この次元世界に流れ込んでいるかもしれない。そんな最悪な結末が脳裏に過ぎる。

「くっ・・・! とにかく! はやて達は本局へ今すぐ向かってくれ。機動一課への連絡は俺がやっておく。あとアミタ達の分のドラウプニルとカートリッジを取りに行ってくるから、リンドヴルムやリインのことは、シグ
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