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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?奇跡の結成/最強の対魔竜部隊〜Dragon SlayerS〜
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がそう言うと、「まったくだよ」ルシル君が肩を竦めた。
「それは治りますの?」
「その犯罪者を撃破すればな」
「蒼ハネを倒せるだけの強さかぁ。ボクも戦ってみたいな〜」
「かなりの強敵であるようですからな。腕が鳴るであります」
ルシル君に呪いを掛けたレーゼフェアさんと戦ってみたいって言うレヴィとフラムだけど、正直勝てないと思う。はやてちゃんが「勝てるんはユーリだけやないかな〜」って呟いた。私たちレーゼフェアさんや“エグリゴリ”を知るチーム海鳴みんなは「うん」頷いて同意を示した。たとえシュテル達が神秘を持っていたとしても、たぶん・・・無理だ。
「私ですか? ディアーチェ達が束になってもダメなんですか?」
「あー、たぶんダメ。ユーリを解放した時みたくディアーチェと四騎士が融合してる形態ならいい勝負かもだけど」
「あんな真似、二度とするものか! しかし気に食わんな。我々が束になっても遅れをとるような者が居るなぞ。貴様らの過大評価ではないのか?」
シャルちゃんが言うように、あの最終決戦でのディアーチェの砕け得ぬ闇モードだったら何とかなりそうな気もする。だけど、そんな事を二度としたくないってディアーチェが怒った。あのモードになった経緯はすごく辛いものだったから仕方ないよね。
「そう思うなら後で見せてやるよ、ディアーチェ。エグリゴリという存在がどれだけの物か」
ルシル君の“エヴェストルム”にはシュヴァリエルさんやレーゼフェアさん、フィヨルツェンさんとの戦闘記録が収められている。私たち子供組は、かなりの過激な戦闘だってことで閲覧禁止だけど。ドクターやシスターズからも、見ちゃダメだ、って言われちゃってるし。
「ほう、良かろう。貴様が言うエグリゴリとやらの実力、とくと見させて――」
ディアーチェがそこまで言いかけたところで、PiPiPi♪通信が入ったことを知らせるコールが鳴った。受信者は「俺か? 悪いな、ディアーチェ」ルシル君だった。ディアーチェに一言断りを入れてから「はい。ルシリオン」コールを受けて通信を繋げた。
『こちらシャマル! ルシル君、緊急よ!』
「「シャマル?」」
私たちの前にモニターが展開された。映し出されたのはシャマル先生で、一目で緊迫してる空気が伝わってくる。続けて『ルシリオン。お前に確認してもらい男が居る』シグナムさんが映り込んだ。
『ルシル! 本局にトンデモねぇ神秘を発してる奴が居んだよ! お前、コイツのこと知ってたりするか!?』
また新しく映り込んできたヴィータちゃんの顔からアングルが移動する。そこは本局の居住区のレストラン街。一般人も入れる区画だ。カメラアングルが行き交う局員や民間人の列に移って、1人の初老の男の人を映し出した。インバネスコートと燕
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