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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第0章:復活の為の復活編
1:おはようから、お休みまで、扱き使われる
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簡単だったでしょ?」
確かに簡単だった。頭の中に勝手にレシピが浮かび、身体が勝手に動いてくれた。
「では早速その傷薬を使用して下さい。“傷薬”と呼ばれてますが、擦り傷・打ち身・捻挫等に効果ありますから。貴方のだるさもとれるはずです」
言われるがまま今しがた作り出した傷薬を身体に塗ったくる。
「あ、ホントだ……だるさが消えた」
「では次に、そこから脱出する方法を学びましょう」
脱出する方法って……お前がここに閉じ込めたんじゃねーかよ!
「周囲を見渡すと太い枝が落ちてると思いますので拾って下さい」
何でこんなに偉そうなんだ、この女は?
とは言え、また泣かれると面倒なので、言われた通りに従いますよ!
「そうしたら切り株の作業台で、その太い枝を檜の棒に加工して下さい」
「“檜の棒”って、素材が檜じゃないとダメなんじゃないの? これ多分違うよ」
「良いんですよ、そう言う名前なんですから! 言ったモン勝ちなんですぅ!」
「“ですぅ!”じゃねーよ貧乳女神」
まぁいい……
取り敢えずは言われた通りに従って、現状打破しなければ。
こんな暗い密室じゃ何も出来ん。
「では檜の棒を手に入れたら、それを装備して土を削り取って下さい」
「つ、土!? そんなの素手でもいけるだろ」
そう言い俺は足下から土を握る。
「ダメです。武器で削り取る事で、その土は土のブロックとして利用できるようになるんですから」
土のブロック?
また何だか訳の解らない事を言われた。
でも仕方ないので言われた通りに従う。
すると、檜の棒を振り削り取った土が、立方体の土のブロックに変化し俺の腰の袋の中へと入って行く。
「な、何だこの袋?」
「その袋は私からのプレゼントです。ある程度の量であれば、どんな物でも入れて持ち歩けます。あぁ、人間や動物はダメですよ」
ルビスのお手伝いその2かな?
「土のブロックを10個程集めたら、それを足場にして出口まで登りましょう」
なるほどね……これでようやく外へ出れるのか。
でも出るの怖いなぁ……
どんな状態なんだ、この世界は?
リュカSIDE END
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