第36話 夜叉の姫、闇の守護騎士と対峙する
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
の古傷が刻まれていた。そしてその少年の目は鋭く、幼い子供の目ではない。それは敵に喰らい付く獣のごとき目をしていた。
そんな獣の目を持つ白髪の少年……狂四郎は凶悪な笑みを浮かべながらリオンに語りかけた
「姐さん、今回の獲物は誰で、俺たちは誰を斬れば良い?」
そんな狂四郎の言葉に対して戒めるような厳格な声色で褐色の肌に短く刈りそろえた灰色の髪の巨漢…闘兵衛が語りかける
「落ち着け狂四郎。姫様、貴女の相手はあの剣士ですかな?」
「ええ、アチラはやる気満々みたいだからね。一対一なら例え“闇の書”の守護騎士……その将が相手でも時間をかければ勝てる相手よ。だから闘兵衛、狂四郎……貴方たちは管理局の魔導師たちの相手をしてちょうだい。あと少しで援軍が来るわ。それまで持ちこたえて頂戴」
「承知しました!!」
闘兵衛は拳を構え…
「よっしゃぁっ!!」
狂四郎は2丁のサブマシンガンを構えた
「それじゃあ……」
リオンは己が2振りの愛刀を握り締めなおした
「はじめましょうか……!!」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ