俺から見た八幡先輩といろは先輩の事情
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」
八幡「それで、何で俺ら2人なんだ?一色はともかく俺が来ることなんてわからないだろ」
歩垂「噂っすよ、いろは先輩はいつも八幡先輩を頼ってるって」
いろは「何か…複雑」
八幡「俺の方が複雑だわ、俺はただこき使われてるだけだからな」
いろは「えぇ、言い方が酷いですよぉ」
歩垂「いろは先輩、流石にそれはあざといっすよ」
いろは「蛍塚君にまで言われた!?」
歩垂「俺はばつばつ言っていくんで」
八幡「ま、良いんじゃねぇか?こいつ真面目っぽいし、しっかり仕事してくれそうじゃないか。それに一色を尊敬してると来てる、これは一色的にポイント高いんじゃないか?」
いろは「それもそうですね、確かに蛍塚君はつかe…りy…ぁ、頼りになりそうですしぃ」
歩垂「もうそこまで言ったら直さなくてもいいっすよ」
八幡「しかしお前が俺以外に素を見せるなんてな」
いろは「え?まさか先輩自分が私にとって特別だと思ってたんですか?ごめんなさい確かにそうですけど今はちょっと蛍塚君がいるのでまた場所変えてくださいごめんなさい」
八幡「俺は短時間で何回振られればいいんだよ、ったく」
歩垂「(いや振られてないだろ今のは完全に)」
いろは「でも先輩も人を推すなんて珍しいじゃないですか」
八幡「いや、これはあれだボッチ仲間としてな」
いろは「まさか先輩、蛍塚君が当選して生徒会入ったら自分が楽になるとか思ってません?」
八幡「ぅぐぅ…」
いろは「安心してください、先輩♪蛍塚君が入っても先輩の扱いは変わりませんから♪」ニコニコ
そのいろは先輩の笑顔は多分今日1だった。そして俺はこの2人の協力のお陰で無事生徒会に入れた。何故か副会長だけど。そっからは割と大変だった。クリスマスイベントがあったり正月があったり、流石にここら辺から八幡先輩は来れなくなった。そして俺のせいもあるかもしれないが生徒会メンバーとは何かギクシャクしている。まあ、何か反発がある事に俺が関わっていれば自然とそうなるか。平塚先生にも「君は比企谷2号のようだな」と言われた。ある意味俺としては嬉しいけどね、何たって憧れの人だし。そして八幡先輩の受験が終わった頃いろは先輩と八幡先輩と何故か買い物に出掛けた。実質いろは先輩の付き添い的なものですけどね、俺と八幡先輩は、そこで立ち寄ったカフェにてそれは起こった。いや、起こしてしまった。
陽乃「あれ?何か久しぶりの顔があるなぁ?」
八幡「げ…」
いろは「ぅ…」
2人は声をかけてきた女性に対してもう絵に描いたような苦虫を噛んだような顔をしていた。
陽乃「いやぁ、偶然だね。比企谷君、いろはちゃん…その子は?」
八幡「…後輩です」
歩垂「…蛍塚 歩垂っす」
陽乃「可愛い名前だね、顔はカッコイイのに私は雪ノ下 陽乃」
歩垂「どうもっす…」
そして席に着く、無理矢
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