現代 なのはへの帰還命令
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なのはが、もう一つの帝国華撃団の隊長大神、すみれ、カンナと共に、式神町に来て数日が経った。
「大神さんこれからどうしますか?」
なのはは大神に聞いた。真宮寺姉弟が、過去の式神町に跳ばされてかなり時間が経っていたが、現代の式神町には、殆ど影響が、出ていなかった。
「なのはちゃんごめん俺達としても、ここまで平和な状態が続いている事に違和感を感じているんだ、君にとっては、大事な兄さんが、心配なのはわかるが、もう少し俺達といて欲しい」
(なんだかこちらの大神さんの方が、好感が持てるよ、フェイトちゃん。しかし、私達のクローン達一体どちらの世界の空中要塞武蔵を狙ってるの?)
それから数日後・・・
大神達に帰還命令が届いた。そしてそれとは別に、なのはにも帰還命令が届いた。
なのはの帰還命令の内容は、紫藤直哉の世界に、なのはのクローン体のシュテルが現れ現在フェイトが、シュテルと対決をしていると言う内容だった。
!!「シュテルが現れたの?フェイトちゃんが戦ってるの私は、このまま戻っていいの?お兄ちゃん」
「なのはは、ここにいない兄に向け呟いた。
「なのはちゃん大変だ!!一度大帝国劇場に、戻る事になったよ」
「ええーーどういうことですか?大神さん」
「俺にもよくわからないけど、異世界から人が来たみたいなんだ」
「わかりました。大神さんすぐに準備します」
そして、なのはは大神達と大帝国劇場に戻った。
大帝国劇場では・・・
「すまぬがここに魔道師と言う人は居らぬのか?」
「お前さんは何もんだい?」
「私は役ちはや、お前さん達が知ってる役千明の先祖に当たる人物じゃ」
「何だとーーー」
「何でそんな人物が、ここにいるんだ?」
「それは私を、助ける為に真宮寺直哉が自分の護法リングの力で、この時代に、送ってくれたのじゃ」
「それじゃあ直哉は?」
「千明と共に憑依の実に取り憑かれた者達によって暴力を受けているじゃろう」
「何てこった」
その時大神達が、帰ってきた。
そして米田が大神達に説明し、ちはやがなのはに協力を、頼んだ。
(どうしょう、直哉さんも大変なのはわかるけど、私は・・・)
「どうした?なのは、まさかお前にも、帰還命令が来たのか?」
米田はなのはに聞く。
「・・・はい」
なのはは、米田に命令書を見せた。
「・・・成る程な・・・よしなのはお前は、お前の家族の元に戻れ」
「え、でも・・・」
「なのはお前は、お前が倒さなければいけない、敵に勝って戻って来い」
「米田さん・・・わかりました」
そして、なのははフェイト達の元に戻った。
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