8章 過去の式神町篇
8章 過去の式神町篇 再会前編
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現在、式神町・・・
千明の家
「失礼します。私達は帝国華撃団の者です」
「おお、貴方達が、いつも千明達が、お世話になってます」
「して今日は、どのような御用ですかな?」
「実は・・・」
大神がサキに事情を説明した。
「何と!!千明と直哉君達が、過去の式神町に跳んだですと」
「ええ、そうなんです俺達には何も出来なかった」
「そう、自分を責めるでない、わしらは只の人間なんじゃよ、役目を持つ人間持たぬ人間、人と言っても様々じゃ、たまたま直哉君とさくらさんは、複数の役目を持ったに過ぎん」
「だからわしらは、わしらの出来る事を、すればいいんじゃ、お主も男じゃろ」
「いつまで過去に囚われているんじゃ」
「はっそうだった、俺がくよくよしても仕方がない今は、3人が過去に行ったことで、よくないことが怒るかもしれないんだ」
「おばあさんは、平気なの?千明さんが過去に行ったのに?」
なのはが、サキに聞く。
「それはお嬢さんのほうがよく知ってるんじゃないのかね?」
「え」
「わしが見たところ、お嬢さんも異世界から来た方じゃろ?」
「何でそんなのがわかるんですか?」
「それは、お嬢さんが、わしらの時代の物を見ても普通に扱えておったからの」
「あっ」
「後はその服じゃよ、その服は昔では作られてないからの」
「そんなお前さんが、直哉君達の時代に来ても大丈夫なのだから、千明達もきっと無事じゃ」
「おばあさん」
そのころ千明は・・・
「うーーんここは・・・」
千明は、自分の周りを見ると、そこには真宮寺直哉がいた。
「あ、あれは」
「直哉君だわ」
千明は、すぐさま直哉にダッシュした。
「直哉君しっかりして、ねえ直哉君」
「直哉君が起きない、これはどういう事?よくわからないけど、今私しか直哉君を守れないのなら私が.命をかけても守るからね」
「とりあえずここが800年前の式神町なら、ちはやがいるはず、まず何処に向かいましょう」
そう言って.千明は直哉を抱かかえ、自分の先祖である役ちはやの元に向かった。
「そのころ、前鬼とさくらは・・・
直哉と千明より先に、ちはやによって無事保護されていた。
「ねえ前鬼、私達も直哉君と千明ちゃん探そう」
「やめておけさくら、ここはさくらの世界でもなければ、千明の時代でも.ねえんだ」
「それに、千明の先祖が、探してるんだすぐに見つかるさ」
「・・・直哉君、千明無事でいて・・・」
さくらは、二人の無事を、祈る事しかできずにいた。
「ちはや様本当に千明殿がまたこの時代に来てるので
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