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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第四十七話 柴山少佐!漫画は藤子不二雄先生!!その三

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「あの漫画にも出ているでごわす」
「ケムマ○君ですね」
 主人公のライバルキャラである、映画にも出ている。
「彼がそうでしたね」
「忍犬ならぬ忍猫がいるでごわす」
「その甲賀の里において」
「勝負してもらうでごわす」
「わかりました」
 瞬はすぐに応えた、敬礼もしてだった。
 あらためてだ、西郷に今回のパートナーのことを尋ねた。
「海軍衆でしたね」
「そうでごわす」
「海軍衆、いえ日帝衆きっての漫画家というと」
「柴山光輝少佐でごわす」
「あの方でしたね」
「彼はまさに巨匠でごわす」
 西郷も太鼓判を押す。
「それだけの人物でごわす」
「その柴山少佐と共にですね」
「大将も描いてもらうでごわす」
 漫画をというのだ。
「ただ、野球漫画でごわすが」
「それは、ですね」
「作者が今神経質になっているでごわす」
「この場面を執筆中にニュースが入りましたね」
「李大浩選手メジャー挑戦でごわす」
「スタンリッジ投手退団濃厚ですね」
「そして松田選手でごわす」
 何と三つも重なったのだ。
「阪神に行くかどうか」
「わかりませんね」
「だからでごわす」
 まさにその為にだ。
「野球についてはナーバスでごわす」
「ホークスが優勝した後は大抵こうですね」
「去年はなかったでごわすが」
 二〇一四年はだ。
「しかし今年はでごわす」
「例年通りになりましたね」
「ホークスが日本一になればでごわす」
 本当にいつものことだ。
「主力選手の流出があるでごわす」
「作者が近鉄ファンだった頃からでしたね」
「これまでは巨人によってでごわした」
 憎んでも有り余るまさに球界いや日本ひいては世界最大の癌である。別所投手の頃から巨人は悪辣である。
「工藤、小久保、杉内、ホールトン」
「常にでしたね」
「そして別所毅彦でごわす」 
 その別所投手だ。
「巨人の悪事でごわす」
「それがホークスの驚異でしたね」
「今回はそれがないようでごわすが」
 それでもなのだ。
「その三件が気になっていてでごわす」
「今は野球ものはですね」
「NGでごわす」
 作者的にだ。
「わかってくれたでごわすか」
「はい」
 瞬は西郷に素直に答えた。
「そのことは」
「それではでごわす」
「わかりました」
 瞬はまた答えた。
「野球ものは書きません」
「他のジャンルで頼むでごわす」
「他のジャンルは何でもいいですね」
「問題なしでごわす」
 作者的にもだ。
「何でも書いて欲しいでごわす」
「ではこれよりですね」
「柴山少佐とでごわす」
「お会いしてきます」
 こう話してだった、瞬は日帝衆本部のビルを出たがその玄関において山本そして東郷と会った。二人はこう瞬に言った。
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