30.どうにもならない事がある。どうにも出来ない事がある。でも、どうにかしないと。
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に恩を仇で返しやがった。
今日は最高の日だ!(水門ぶっ壊さないでよかった)
今日はもう日暮れも近く、夕食を作るので泊まって行く様誘われ、お言葉に甘える事にした。
夕食の席で、11年前アルカパで別れてから今日までの事を、順を追って説明する。
パパスの死、奴隷生活、そこからの脱出、母の事、伝説の勇者の事、天空の武具の事、そして天空の盾に関する今の事態。
そして夜は更けて行く…
俺達は一人一室でゲストルームを宛われた。
ビアンカは予想以上…いや、想像を絶する美女に成長していたのには驚いた。
彼氏いんのかなぁ〜…いたらヤダなぁ〜…まだ処女かな?…あんな美人ほっとかないよなぁ〜…
などと、一人思春期男児を行っていると、
(コンコン)
「リュカ?いい?」
と、ビアンカが入ってきた。
「ど、どうしたの?」
正直ビアンカと二人っきりで緊張している。
何故緊張しているのか分からない。
女の子と二人きりになって緊張する事などなかったのに…
「水門の事だけど…」
あぁ…そうだよね…そう言う話だよね…変な期待しちゃダメだよね…
「私が水門を開けてあげるね。それと…」
「それと?」
私の水門は貴方が開けて?とか…?
「約束…守ってもらうわよ!」
約束!?
何!?
どんな約束した!?
もしかしてヤバめ!?
「忘れてるでしょ〜!」
「ごめんなさい」
声が裏返ってしまった。
「もう、一緒に冒険しようねって約束したじゃない!」
「………あぁ!その事!」
ホッとしたぁ〜。
言った!確かに言った!
「でも、ダンカンさんは平気なの?」
若い娘さんを危険な冒険に連れ出すのって…
「お父さんにも許可は取ってあります。それに連れて行かないと、この場で大声出すわよ!」
「何て言って?」
「みんなにリュカが勝手に外へ出てお化け退治に行こうとしているって」
「ぷー」
あまりの台詞に吹き出し笑い転げてしまった。
「そう言えば子供の時も、そう言って渋々連れて行ったけ」
「渋々〜?」
「いえ、失言でした。是非一緒に来て下さい」
俺もビアンカともう別れたくない。
今回は本心から付いて来て欲しかった。
「それに…リュカ…結婚するんでしょ?」
…言われて俺は自分の立場を思い出した。
ビアンカに逢い、浮かれて忘れていた…
「これが最後のチャンスかもしれないし…」
最後のチャンス……ビアンカの言葉を聞いた時、俺はもうどうにも出来なくなっていた。
退室しようとするビアンカを抱き締めキスをしていた。
ビアンカに嫌われたくない、そう思いつつ自分の欲望を止められない。
だがビアンカは両腕を俺の首へ絡め受け入れてくれた。
俺は唇を離さず、手探りでビアンカの服を脱がして行く。
ビアンカも同じ事をし
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