18.新たなる敵の予感
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
継がれていく。
魔法陣を発動させることが可能な者は高度な魔法使いと』
・・・その先は読めないわ。
この魔法陣は何?こいつらのアジトを開く鍵?」
「違うよ。マルチェロさんの立場が僕なら多分、同じことしてたかな。」
「な、何、これ。」
ゼシカは恐る恐る聞きました。
聞いてはいけないようなそんな気がしながら。
現実を見ることはラプソーンの件で知りましたから。
「死の魔法陣。
いや、わかりやすくいうと絶対の死を招く魔法陣だ。」
「は?
エイト・・・厨二病チックな台詞はいらないんだけど」
「今、いい場面だよね!?
ゼシカこそ、その塩対応なんなの!?」
夫婦喧嘩、ハワードが寝ている頭上で。
それこそ厨二だよ、普通。
こうして場を和ませたところで、二人は大真面目に考え始めました。
初めからそうしてくれ。
語り手作者が大変じゃないか、シナリオ作るのが。
「なんで絶対の死を招く魔法陣って分かるの?」
「推理だけどね。順序で話すから長くなるけど。
まず推理1。この魔法陣は死を招くザラキと同レベルか。
ヒントはあったんだ。ザオリクの魔法陣を裏にする。
生を裏に。対義語は死。
裏に書かれた魔法陣は死の魔法陣である。ここまではいい?」
「えぇ・・・・・・言葉遊びみたいなものかしら」
「次、推理2。この魔法陣はザラキではない。
多分、DQの中でザラキに魔法陣がある話はないと思うよ。
それに僧侶はせいぜい七角形の魔法陣まで。証言はククール。
一番頼りになるマルチェロさんまで知らないだからね〜」
作者はどこまでやったですって?
8〜10ですね〜
いやwiiをつけて1〜3やる勇気なんてないものですから。
でもザラキを魔法陣出しながらやりませんよね。
「推理3。この魔法陣の内容に関する書物は恐らく存在しない。
あくまで恐らくだけど、隠し方からしてここまでの推理で気づいてほしかったんだろうね。
だから魔法陣が一つの場所から完成しなかった。
この『死を酔拝する者たち』からはなんか、うんさん臭い儀式か組織のマークしか連想しないし。
でもなんでラプソーンの書物の裏に・・・?」
「あー難しい。で、次は?」
「あ、うん。最後の推理4。
これは完全に仮説なんだ。この魔法陣は絶対の死を招く魔法陣である。」
「仮説?さっきドヤ顔で言ったじゃない。」
「あ、うん。数学でも仮説は成り立つものとして考えるだろ?
ザオリクの裏にザラキクラスの死の魔法を隠す?
ここまで大袈裟に隠す?
よほどヤバイ魔法陣なのは確かなはずだよ。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ