暁～小説投稿ｻｲﾄ～:おたまじゃくし 3部分：第三章

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おたまじゃくし

3部分：第三章
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それでな」
「それでとは？」
「俺の作るお菓子ってな」
　それはだ。どうかというのだ。
「あれだよな。味はいいけれどな」
「そうですね。ですが外見は」
「インパクトないからな」
「ごく普通のお菓子ですね」
「いや、今やっとわかったよ」
　彼自身もだ。そうだというのだ。

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