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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?時空を超えて今ふたたび〜Return of Rivals〜
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ふふ、そうですね♪」

こんな騒がしい日常が楽しいと微笑み合うアミティエとシュテル。その2人も家へと戻り、綺麗になった廊下を進み、そしてリビング・ダイニングに続く扉を開けた。そこには博士たちが朝食をダイニングテーブルに運んでいた。

「お待たせしました〜! 王様、ユーリ!」

「お待たせして申し訳ありませんでした、王、ユーリ」

アミティエとシュテルは、キッチンで朝食を作っていたと思われる2人の少女に挨拶した。

「うむ。朝餉の準備は準備は出来ておる。シュテルとアミティエは先に席に着くと良い」

王や王様と呼ばれた少女。名をロード・ディアーチェ。前髪以外の毛先に黒のメッシュが入った銀色のショートヘア、翠色の瞳をし、キャバリアブラウス・プリーツスカートといった服装で、調理時にはエプロンを着用するようだ。

「まだ準備中だから大丈夫ですよー♪」

新入り組の中で一際小さな少女。名をユーリ・エーベルヴァイン。綺麗な金色の長髪はウェーブが掛かり、瞳もまた見惚れてしまうほどに綺麗な金色をしている。Tシャツにキャミソール・カーゴパンツと言った服装だ。そんな彼女もまたエプロンを着用している。
グランツ博士、アミティエ、キリエのフローリアン家。ディアーチェ、シュテル、レヴィ、フラム、アイル、ユーリの通称・紫天一家。この9人が今の新しいフローリアン家として、ここエルトリアを救うために日夜活動している。
家事、特に料理に関して一番腕の良いディアーチェと、そのサポートを喜んで行うユーリの作った朝食がダイニングテーブルに全て運ばれ、「いただきます!」と紫天一家から教わった食事前の挨拶をして、食べながら和気あいあいと談笑する。

「あー、そうそう。みんなに伝えるのを忘れていたよ」

朝食も終盤になっていたところで、博士が話題を切りだした。フローリアン家の娘たち全員の視線が博士に集中したところで、「時間遡航機能を持ったあのオーパーツ・・・」博士がそう口にすると、娘たちはどこか懐かしそうな表情へと変わった。

「かれこれ6、7年くらいになりますか・・・」

「毎日がバタバタしてたからまだ最近のように思うわね〜♪」

アミティエとキリエが当時の事を思い出しているのか、懐かしげに微笑を浮かべた。

「ふんっ。子鴉のことなんぞ思い出したくもないわ」

「なのはとの再戦の約束、いつかは果たしたいですね」

「ボクも! ボクも、オリジナルともう一度戦いたい! あとアホ犬を泣かしてやるんだ!」

「私もアリサとの再戦、それに紅の鉄騎に貰った1敗の雪辱を果たしたいでありますな〜」

「私はすずかとは後腐れなく別れましたし、シュテルやフラムのようにオリジナルと引き分けたわけでもありませんし、レヴィのように負けたわけでもありません
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