第2章:埋もれし過去の産物
第33話「捜索」
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するのも相当重要な事だが、どうも嫌な予感がする...。
無事に未来に帰れたらいいんだが...。
「おいクロノ!今はどうなっている!」
....あ、王牙が目を覚ましてやってきた。
「帝か...。実はな....。」
クロノが簡単に説明していく。
王牙の顔が百面相のように変わるが、気にしないでおこう。
どうせ碌な事考えてないし。
「―――と言う訳だ。」
「なるほど...なんだ、俺がやれば楽勝じゃねぇか。」
「君のその自信はどこから来るんだ....。」
クロノ言うとおりだな。おそらく闇の欠片に撃墜されたんだろ?
なのに、どうやって闇の欠片が束になっても勝てなさそうなU-Dに対して楽勝って言えるんだよ...。
その後は、一度僕の方を睨んできたけど、気にせずに緋雪たちに言い寄ってた。
緋雪たちは一蹴してたけど。
「...では、詳しい作戦を伝える。」
再びクロノの招集がかかり、皆が集まる。
「カートリッジシステムを持つ者は皆一つずつ彼女達から貰っておくように。余ったのは彼女達が持っておけばいいだろう。」
「次に、U-Dに関してだけど実は少し前のあの戦闘で最後はサーチャーが全部壊されちゃってね。居場所が分からないの。だから、手分けして捜索するよ。」
クロノ、エイミィさんの順にそう言う。
「手分けに関してだが...こちらで用意したグループに分かれてもらう。そしてU-Dを見つけたら連絡を入れてくれ。決してすぐに手を出さないように。」
クロノは特に王牙に対して強く言う。
...まぁ、この中で一番先走りそうだしな。
「全員..は難しくとも、主力になる者達が集まれば攻撃開始だ。ユーノ達妨害組がバインドでできるだけ動きを阻害。カートリッジがない、決定的火力がない者は同じく動きを阻害するように援護してくれ。そして、決定的火力がある者はできればU-Dを怯ませてくれると助かる。後はカートリッジがある者で弱体化。弱体化に成功したらカートリッジがある者も火力があれば攻撃、なければ援護に回ってくれ。....いいな?」
「「「「「はいっ!!」」」」」
クロノの指示にほぼ全員が元気よく返事をする。
「捜索する際に、闇の欠片に接触する場合、できれば倒しておいてくれ。...と言っても、闇の欠片は基本的に捜索の邪魔になるから結果的に倒す事がほとんどだろう。」
そう言ってグループに分けられていく。
いちいち全員のを確認してられないので、身内のだけ確認しておく。
「(僕は緋雪、司さんと一緒か。...で、椿は葵、ヴィヴィオ、アインハルトと同じグループ。)」
何ともまぁ、未来
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