第2章:埋もれし過去の産物
第33話「捜索」
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んだ?」
「ん?君か...。いや、とりあえず分かった事をまとめているんだが...彼女達...ギアーズの二人については、どうしてもロストロギア扱いになるんだ。」
「死触によって汚染された土地を復興させるための機械で作られた存在...か。しかも魔法も使えるのなら、そりゃあロストロギア扱いだな。」
そこら辺の事でクロノは滅茶苦茶頭を悩ませていた。
「...忙しそうだし、僕は退散するね。」
「そうしてくれ...。今すぐにでも報告書に書く事を放棄したい....!というか帝が目覚めたらまた説明しなきゃならんのか...!」
...あー、うん、頑張れとしか言いようがないな....。
というか王牙やっぱり撃墜されてたのな。
「....ちょっといいか?」
「うん?」
話しかけられたので、そっちを向くと織崎がいた。
...そういえばさっきは緋雪や椿たちの方に行ってたな。
一体なんの用なんだ?大体察しがついたけど。
「二人だけの話にしたい。こっちに来てくれ。」
「あー、分かった。」
変に勘違いするようなら適当にあしらっておくか。面倒だし。
「...単刀直入に言おう。お前は転生者か?」
「....やっぱりその質問か...。」
いや、もうわかりきってた事だけどね?
改めて言われると面倒臭さ倍増って言うか。
「そう答えるって事は、やっぱり転生者か...。」
「どうせ、緋雪たちにも聞きに行ってたんだろう?さっき話しかけてたの見たし。」
椿たちはいい迷惑だろうな。身に覚えのない事を言われるんだから。
「...いや、探ろうとしただけだ。やりとりを見てそうではないと思ったが。」
「なんだ。...で、イレギュラーな僕に直接聞きに来たって事か?」
多分、緋雪たち全員を僕が転生者な事によるイレギュラーだと考えたんだろうな。
「そう言う事だ。それで、お前はこの世界で何をしようと...。」
「平穏に暮らす。以上だ。悪いが今は緊急時で考えるべき事が多い。じゃあな。」
簡潔に伝え、すぐに皆がいる方へと戻る。
どうせ、どんな風に答えても疑ってくるような奴だし。
「.....怪しいな.....。」
...ほら、簡潔に答えただけでもこれだ。
「(...あ、そういえばヴィヴィオとアインハルト、マテリアルの三人は魅了に掛かってなかったよな?)」
チラッと状態を視た感じでは正常だったはずだが...。
「(....ま、耐性でもあるんだろ。司さんも似たようなものだし。緋雪は違うけど。)」
...それよりもこれからの事だ。
U-Dをなんとか
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