暁 〜小説投稿サイト〜
DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
29.人の過去は気にしない。自分の過去の方が気になるから…
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
事ですか?あら?…!アンディー!!」
幼馴染みのアンディーが、大怪我をしてリュカに担がれている。
「フローラの知り合い?」
「はい。幼馴染みのアンディーです。どうしてこんな…」
乱暴な事など出来ない人なのに…
「モンスターにやられたらしく骨折もしている。下手にホイミを使えなかったので早く医者に診せたいのだが…」
聞いた事がある。骨折の部位を、下手にホイミで癒すと骨が間違ってくっついてしまう。
「か、彼の家はあちらです!すぐお医者様を呼んできます!」


どうやらアンディーは命に別状は無いようです。
「リュカ。ありがとうございます。彼は…こんな事には向いてないんです。なのに…」
「君の事が相当好きな様だね。彼は…幼馴染み…なんでしょ?」
アンディーが私を…考えた事もなかったわ…
「はい…」

「僕はルドマンさんにリングを届けたら、すぐに出立するつもりだ。今晩一晩くらい、彼の事を看病してあげてほしい。君にはその義務がある」
「あの!…私…リュカのお連れの方達に、リュカの事を聞きました」
リュカは目を丸くして驚いた!可愛い…
「クス!馬鹿でスケベなお調子者!そんな…所かな」
「いえ!皆さんリュカの事をお慕いしています!…ですから…私の事も知って欲しくて…お時間を頂けませんか?」
私は貴方とお話をしたい。
もっと、もっとよく知りたい。
「残念ですが…早く『水のリング』を手に入れたいので…その後なら、時間が出来るはずです」
そう言い残し、リュカは部屋を出て行った。
リュカならリングを手に入れる。
だから私は待っていればいい。
そう、待っていればリュカと…

フローラSIDE END




[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ