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66繋ぐ道
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秒後にストレアが三十秒だけ向こうの扉を開ける!!その間に飛び込め!!誰がやられても振り返るな!!3.2.1.GO!!!」
キリトの合図で同時に全員が扉めがけて走り出す。無視されたボスはそれぞれリズとエギルに攻撃を仕掛ける。ーー扉が開く
攻撃に気付いた二人はそれぞれ受け止めようとする。レプラコーンとノームと耐久力にものを言わせて受け止めるがASOで前線を支えたエギルはともかくリズは力の入れ方になれておらず少しずつ押される。そこにシリカとフィリアが助太刀する。
ーー残り十五秒
「キリト!!行きなさい!!」
「リーファさん!!私達に構わず行ってください!!」「こいつらは私達が食い止めるから!!」
「また分裂したぞ!!」
エギルが食い止めていたボスが分裂し三体目のJr.が現れる。
ーー残り十秒
キリトが方向転換し三体目のJr.に向かって走り出す。Jr.の攻撃をキリトが受け止めた瞬間リーファが扉到着する。ゆっくりとしまっていく扉を止めようとするが扉は無情にもしまっていく。
「お兄ちゃん!!皆!!」
キリトはリーファの方を見ると少しだけ笑った。それと同時に扉が完全に閉まった。

リーファとストレアがボスを突破してからたった三分で視界左上のパーティーメンバーのHPゲージが全て消滅した。

リーファとストレアが扉の奥に進むと広い場所に出た。まるで夜空を飛んでいるかのように星に囲まれた神秘的な場所。その真ん中に一本の剣が台座に刺さっている。
「これが………七星剣グランシャリオ………」
リーファが剣に近付き抜こうとするが全く抜ける気配はない。
『この剣を抜く者よ我が問いに答えよ……汝は誰が為にその剣を振るう?』
何処からそんな声が聞こえる。
「この剣を必要としてるのは私じゃない………でもリュウヤなら大切なものを守るために使うって言うわ!!」
『次に汝にとって仲間とは何だ?』
この問いにボスとの戦闘で散ったキリト達の事を思い出す。
「遠くにいても心で繋がっている………大切なものです!!」
『この問いが最後だ……汝が真に守りたいものはなんだ?』
「仲間………その答えはありきたりかもしれません……でも私は皆に支えられてここに来ました……だから今度は私がその思いに答える番!!」
リーファの言葉に反応したように剣が光だす。
『汝ならこの剣を正しき事に扱えるだろうさぁゆけ………愛する者の元へ…………』
「リーファ!!リュウヤのとこに転送されるよ!!」
(待っててリュウヤ…今行くからね!!)

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