第7章 大魔闘演武編
想いが交差する夜
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
者なんだ?)」
「(おいミストガン・・・いやジェラール。)」
「(!コージ。)」
「(俺は闇分身だ。危なかったな。)」
俺は小さい声でジェラールに向かってそう言う。
「(どうだった?)」
「(ダメだ。見失った。)」
「(やっぱりか・・・・・・こっちも、何も感じない・・・。)」
「(・・・そうか。)」
「(でも気をつけてくれよ。
さっき評議院の人にばれかけていたんだろ?)」
「(・・・すまん・・・。)」
「(俺は一応バレないようにさっきの魔力を探してみるよ。)」
「(だがクロッカスは広い、
それにいつまでも闇分身がいるわけにはいかん。
コージはみんなが集まる場所とかを調べてくれ。
残りは俺が調べてみる。)」
「(・・・・・・わかった。)」
俺達はここで別れ、魔力を探す事にした。
「(・・・ないな・・・・・・。)」
もう探してみたが・・・やっぱり見つからなかった・・・。
「(・・・ん?)」
俺はある人物を目にした。マスターとラクサスさんだった。
「じじい、ルーメン・イストワールって何だ?」
ラクサスさんはマスターにそう尋ねた。
「(それって確か・・・)」
あのバトルの時にマスターイワンが言っていた・・・・・・。
「イワンから聞いたのか?」
「欲しがってるようだったな。」
「まったく・・・あのガキは・・・・・・む。」
あ、マスターが俺に気づいてしまった。
「コージ、なぜお主がいる?」
「すみません・・・勝手に聞いてしまって・・・
ちなみに、俺は分身です。ちょっと探しモノをしていたら、
2人を見かけたので・・・・・・。」
「そうか。」
「・・・あの・・・俺もそれは気になっていました。
試合の時、マスターイワンがあ言ったのが聞こえたので・・・・・・。」
「・・・そうか。」
「妖精の尻尾の闇とか言ってやがったぞ。」
「・・・・・・・・・。」
マスターは何も言わなかった。
「闇ではありません。」
「「!」」
「初代!」
俺達の目の前に初代が現れ、そう言った。
「光の神話。これは我がギルドの“光”なのです。」
「光・・・?」
「初代、いけませんぞ!」
「わかっています。
これはギルドのマスターとなった者しか知る権限がないもの。」
つまり、マスター達しかわからないのか・・・。
「2
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ