第5章
冥界合宿のヘルキャット
第102話 悪神と戦います!
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龍《スリーピング・ドラゴン》』ミドガルズオルム。
確か、このドラゴンもロキの息子なんだっけな。
『安心しろ。ありゃ模造品だ。本物程強くねえよ』
ドレイクは楽観的に言うが正直、今の俺達にとってはそれでも厄介極まりない存在だ!
「……伝説の魔物達をあんなに……!」
イリナの言う通り、あの魔物達は全てが伝説級の存在。ロキだけでも厄介だってのに!
「怯んだら負けよ!とにかく今は全力で時間稼ぎをする事だけ考えましょう!」
『はい!』
部長の言う通り、この戦いの目的はあくまで時間稼ぎ。主神オーディンがミョルニルを持ってくるまで耐えれば良い訳だ。
「行くぜ!」
「ああ!修行の成果見せてやる!」
「部長!」
「会長!」
イッセーと匙の呼び掛けに二人は頷く。プロモーションの許可だ。
「「プロモーション『女王』ッ!」」
プロモーションで『女王』に昇格した二人の力が上昇する。
「禁手化ッ!」
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!』
さらにイッセーは禁手《バランス・ブレイカー》の赤い鎧を装着する。
そして、各自で戦闘態勢に移行する!
「フン、二天龍の赤龍帝か。これとない巡り合わせだ」
ロキはそう言うと、イッセー目掛けて魔術による攻撃を放つ!
イッセーはそれを腕で弾き飛ばす。
明らかに軽めとは言え神の一撃を弾くあたり、禁手は伊達じゃねえな。
「ほう」
「龍王に火を吹かれながら追い掛けられていたんでね。その程度…」
パチン。
イッセーが言い終える前にロキが指を鳴らすと、神喰狼がイッセーに襲い掛かろうとする!
「やらせるか!」
「うわ!?」
神喰狼が動きだすと同時に俺は腕を模した緋のオーラを伸ばしてイッセーを引っ張って神喰狼の攻撃からイッセーを救う。
「悪ぃ明日夏」
「油断するな。相手は悪神とその息子と言われる伝説の魔物だ」
「ああ!」
そうこうしていると神喰狼が再び襲い掛かってくる!
だが、その神喰狼の前に立ち塞がる二つの影が。
「僕達騎士を!」
「忘れてもらっては困る!」
聖魔剣とデュランダルをそれぞれ携える木場とゼノヴィアのグレモリー眷属の『騎士』コンビだった。
「行くぞ、デュランダルよ!」
「ソード・バースッ!」
木場が地面から生み出す無数の聖魔剣が神喰狼の動きを封じ、そこへゼノ
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