暁 〜小説投稿サイト〜
ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
新部隊-ウルティメイトフォースゼロ-
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んだろう?ロマリアの教皇様も、今のレコンキスタの動きを懸念しているんだ。同じハルケギニアの未来を憂う者同士、仲良くやっていこうじゃないか?ねぇ、ヒラガ・サイト君?」
ジュリオが握手しようと手を差し出してきた。
「…ま、とりあえずよろしくな」
「あぁ、こちらこそ。サイト君」
さっきのゼロからの忠告を胸にとどめ、サイトはとりあえずジュリオが差し出してきた手を握って握手した。どこか不穏な空気さえ漂うが、ルイズはきにしないことにしてアンリエッタ気になったこと一つ問いただした。
「ですが陛下、本来は無関係だったはずのギーシュたちの前でこのようなお話をする必要はなかったのではないですか?なぜ人払いを行わずに…」
今回の任務における、ギーシュたちから得た星人の情報などはすでにアニエスの報告を通してすべて伝えた。ならばここに彼らがいる必要はないし、彼らはアンリエッタから重要な任務を仰せつかった身というわけでもない。だがアンリエッタはここにギーシュたち5人を呼び出している。
「ルイズ、私が先日のあなたたちと魔法学院で行った会談の内容は覚えていますか?」
「え、ええ。この国に潜んでいる不届き者たちをあぶりだすことと、怪獣などのあらゆる脅威に対抗するための、魔法衛士隊に代わる組織の編成…まさか!」
「ええ。そのまさかです」
そこまで言いかけたアンリエッタの意図を、ルイズが読み取ったのを察した彼女は頷いた。
「ギーシュ・ド・グラモンさん。マリコルヌ・ド・グランドプレさん。レイナールさん、モンモランシー・ド・モンモランシさん。キュルケ・フォン・ツェルプストーさん、そしてタバサさん。
あなたたちに、私からお願いがあります。

怪獣・異星人をはじめとしたあらゆる脅威に対抗するための新組織のメンバーとして、私たちと共に戦ってください」

「え……ええええええええええ!!!?」
それを聞いて、ギーシュ・レイナール・マリコルヌ・モンモランシーの4人が驚きの声を上げた。
「ギーシュたちを、例の部隊の隊員にするんですか!?」
サイトも驚きをあらわにしてアンリエッタに言うと、彼女は再び頷いて見せる。
「彼らは捕えられた身でありながら星人の企みを突き止め、そして今回のアニエスたちの任務に貢献してくださいました。その勇気と強い意志を称えての判断です」
「え、えっと…ええ…?」
マリコルヌは女王からの突然のよい急に混乱して正常な判断ができずにいた。
「女王陛下のご命令とあらばこのギーシュ・ド・グラモン!火の中に飛び込めと命じられるならば迷わず従いましょう!!」
しかしこの男は悩むことなく、迷うこともなく速攻で頷いてしまった。
「早ッ!!?」
速攻過ぎる返答にサイトとルイズは同時に突っ込んだ。いや、ギーシュらしいといえばギーシュらしいが、……いいのだろうか
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