旗十字(フィーアクロイツ)
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ては珍しい着物を着た長身の男が名乗り、感謝をする。妙に、堅苦しい。
「んじゃ、俺っちがミッテっす。助かったっすよ、さっきは」
チャラっぽい口調の少年が、ミッテといい一応タンクをやってるらしい
「・・・で、僕の後ろにいるのがブランだよ」
最後は、ユークの後ろに隠れていたケープで顔を隠した少女だった。
「・・・ブ、ブラン・・・です。・・・ありがとう・・・ござい・・・ます」
名前と自己紹介をしてまたユークの後ろに隠れてしまった。
「俺は、ラン。訳あって25層にいたけど、攻略組だ」
「私は、ユーリです。攻略組ですが、よろしくお願いします」
簡素な自己紹介をしたが、ノルテとユーク以外全員がフリーズしたように硬直していた。
「・・・まさかと思うけど、その黒紅の髪と装備で攻略組ってことはランってあのラン?」
ノルテは、俺の別称と知っているようだ。確かに、最近キリトと差別化を図るために髪と装備を染色したけども誰から聞いたのだろうか。多分、アイツなんだろうな・・・。
「ユーリちゃんって、あの攻略組でも数少ないっていう女性プレイヤーでしょ?僕、会いたかったんだ」
ユークは、ユーリに対してキラッキラッとした笑顔でハグしていた。なんというか、凄い微笑ましい光景だ。それから、数分後ユークがユーリをひとしきり堪能したようで笑顔だったがその対象にされたユーリは、ぐったりとしていた。
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