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普通の刑事の特殊な日々
第4話 人生の決断
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から。気にしないでください私が前にお願いしたんですからいいんですよ」
響希「ぁ…はい、それでその…」
弥生「なんですか?」
響希「大和にきいたんですが…弥生さん今日誕生日…何ですよね?」
弥生「そうなんです、本当に凄いですね大和さんは」
響希「おめでとうございます、そしてすいません、聞いたの今日でプレゼントとかそういうの用意してなくて」
弥生「気にしないでください、誕生日を祝ってくれるだけで私は嬉しいので」
響希「あの…迷惑になる事かも知れませんが」
弥生「ん?何ですか?言ってみて下さい」
響希「では…あの、初めて会ったときとか俺が怪我した時とか今日の事とか今まで一緒に話してた時いつも安心出来ました。だからいつも弥生さんに頼ってばかりいたかも知れません。俺は目が見えないとか色々障害あっていっぱい迷惑とかかけると思いますが…俺と付き合って貰えませんか?」
弥生「…」
響希「…」
少しだけ無言の空間が生まれた。表情とかはみえないから、あ、やってしまったと思い訂正しかけた。
弥生「回りくどいですよ、でもそれが響希さんらしい事何ですよね」
響希「すいません」
弥生「私も人のこと言えないくらい障害とかいっぱいあっていっぱい迷惑と かけると思います、でもこれは響希さんも思ってることだと思いますがその事のせいにしたくないと思ってます。なのでこちらこそお願いします」
響希「本当…ですか?」
弥生「こんな時に嘘は言いませんよ」
響希「あ…ありがとうございます!改めてこれからもよろしくお願いします」
最後に手を握って家を出てそのまますぐに車に戻った。
大和「よお、遅かったな」
響希「ちょっとな、説明とかあったし」
大和「頑張ったじゃないか、おめでと」
響希「はぁ!?おま…お前聞いて…」
大和「実は恋心も聞いている」
大和はスピーカーのようなものとそれの近くに置いた携帯には恋心と表示されていた。
恋心「お兄ちゃんおめでとう!弥生さんをお姉ちゃんに出来るようにしてね」
苦笑いしか出なかったよ、最後の最後まで締まらねぇな俺
~第一部 完~


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