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普通の刑事の特殊な日々
第3話 乗り越えるべき障害
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俺は許可されているんだよ、ハッキングする事なんてな。あ、何者かって質問な、紹介も無くてすまなかった。衣更市警察署特殊捜査課所属北条 大和巡査だ」
響希「は!?」
俺の驚きを無視し大和は続ける。
大和「それじゃ刑事らしく、午後2時40分逮捕」
手錠をかけると警察の方に連絡をとり少し経つと医師の人を連れていった。
響希「大和…お前」
大和「まあ言ってなかったな、と言うより報告されてるものだと思ってたぜ昨日から配属されてたのにな」
響希「全くされてなかった、まあ昨日はそんな空気じゃなかったからか」
大和「まあそんな訳だからよろしく頼むぜ先輩」
そして大和は証拠を犯人の元へ持っていき捕まえたという。その相手が前に捕まえた蓮の両親だった。蓮の両親は議員と裁判官で結構な権力者だった、息子の事を溺愛していて逮捕された事に激怒したそうで逮捕された日から計画していたそうだ。ちなみに俺の襲ったのは母親だった。そして大和は有無を言わさず手錠かけ逮捕をしようとしたが抵抗されたそうだが何か脅しのような事を言ったら抵抗も無くなったようだ。本人に色々と凄い後輩が入ってきたな。
~~~~2日後~~~~
安静を約束にこの日退院出来る事になった。恋心はもちろんの事弥生さんまでも来てくれた。
響希「弥生さん、わざわざありがとうございます」
弥生「いえいえ、とにかく犯人も捕まって無事退院できて私も安心しましたよ」
恋心「いきなり大和が来た時は驚いたよ」
響希「そうだな、あの時は俺も驚いたよしかも同じ職場って所もな」
恋心「あ、大事なこと忘れてた」
響希「どうした?」
恋心「手術費とか入院費とか色々払ってないけどどうしよう」
弥生「あ、それなら私払っておきましたよ?」
2人「え?!」
弥生「最初に来た時の帰りに払っておきましたよ、いつまでとか分からなかったので多分ちょっと多めだと思いますけど」
響希「それは悪いですよ、ちゃんと返します」
弥生「良いですよ、気にしないでください。これが私に出来る手助けですから。」
流石社長…



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