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普通の刑事の特殊な日々
第3話 乗り越えるべき障害
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ら、何かあったら私にしっかり相談するんだよ」
響希「はい!ありがとうございます!」
そう言って今までのように自分に出来る限り調査した。しかし今までとは違いさっきも言ったとおり証拠が全然出てこない。そんなこんなで今日の調査は終了し、その場で解散となった。
その日はそのまま帰るため少し人気が少ない道を通ることになった。そこで今回の事件の事を考えながら歩いていたが人気がない電柱の隣に1人で立っている人影が見え、少し夜も更けている時間で人気もないのでその電柱の隣の人に注意しようと思いその人の前に立つ。
響希「失礼します、ここは人気も少ない」
すると腹部に激痛がはしった。
響希「は?…」
すぐに腹部に刺さったものを抜かれ、すぐに痛みで膝をついたとたん目の所に刃物が横に過ぎる瞬間少し仰け反っていた為目の所の傷は浅く済んだが仰け反った勢いでそのまま後ろに倒れてしまった。俺はそのまま意識が薄れていく、死ぬ前の後悔とかそんなものを考えている余裕も痛みに耐える余裕もない。ただ過ぎるだけだった、そして俺は死ぬのかと思いながらまた別の声が聞こえそのまま閉じた。
目が覚めた。目が覚めたはずだったが目の前が真っ暗だった、夜なのか?電気が付いてないのか?とか呑気な事を思っていた。体を起こそうと力を入れると腹部に激痛が走った。
響希「いっ…つぅ…」
その痛みで全て思い出した。と言うより感覚が流れてきたという方があってるかも知れない。俺は刺された、しかし生きている、目をやられたそのために目が覚めても真っ暗だった、しかし生きている。
恋心「お兄ちゃん!!」
目が見えないのでちょっとキョロキョロしていると抱きつかれた感覚がした。
響希「恋心?」
恋心「お兄ちゃん…お兄ちゃん…良かった、良かったよぉ…死んじゃったかと思った…」
そうか、ほんとに恋心に心配かけちゃってたか反省しなければな、恋心の事泣かせちゃったな。
響希「恋心、ごめんな心配させちゃって」
恋心「ほんとだよ…お兄ちゃんのばかぁ…」
両親が死んだ時と同じように恋心は泣いていた。抱きつかれている感覚を頼りに恋心の頭を撫でてあげよう、と思ったが思うように体自体動かない。こんな感覚は初めてだ。
沙耶「あのぉ、お取り込みの所ごめんねぇ」
響希「ん?…この声は、沙耶さんですか?」
華那「私もいるんだよね」
響希「華那先輩…ですか?」
恋心は多分2人が来てすぐに離れたと思う、そして2人から聞いたところ今は金曜日の昼前頃、そして昨日俺は通りすがりの男性が俺が襲われているのを目撃しすぐに大声を掛けて犯人と思われる人物は逃げて男性はすぐに救急車を呼びもし遅ければ危なかったそうで、でも腹部の傷が深く絶対安静のもと入院、そして目はある程度問題はないそうで瞼の所を切っただけなそうだ、しかし何日かは包帯で塞がれて目を
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