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普通の刑事の特殊な日々
第3話 乗り越えるべき障害
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め署はかなり慌ただしい様子だが、基本的にうちの課は事件から何日か経ってからうちの課に流れてくるものだが、俺が呼ばれた。しかし現場ではなく会議室に呼ばれた。
俺は失礼しますと中に入り会議に参加することになった。
会議の内容は今回の事件は午後11時46分街灯の少ない一方通行の道でそこを通ったサラリーマンの男性が通報した事件、付近はほぼ人が通らない場所で通報が遅れていて死亡推定時刻との差が出来死亡推定時刻は発見の約一時間前の10時40分、死因はナイフで腹部と胸部を刺されたことによる失血死、などを話し合っていた。そして会議も終わりに差し掛かっていた時。
司会の警部「さて、特殊捜査課藤原 響希巡査、君が呼ばれたのは実は犯人は被害者の横にナイフで刺さっていたんだがそれに手紙が刺さっていた」
響希「手紙…ですか?」
会議室のボードに1部血に濡れているが『次は貴方だ藤原 響希巡査」
と書かれた手紙が貼り出された。少々ざわめいたがその後すぐに終わり俺は戻っていった。
会議の日の次の日、木曜日その日から事件の捜査に特殊捜査課も駆り出される事になった。今回は俺と華那先輩ペアだった、事件のあった現場はまだ事件があって間もないだけあって現場には割と大勢で作業していた。
響希「華那先輩はこの事件どう見ます?どう考えても俺に対しての憎しみ的なもんありますよね」
華那「そうだよね、響希君何か恨まれるような事ないの?」
響希「正直刑事やってれば恨まれる事なんて死ぬほどありますよ」
華那「それもそうかぁ、ま、響希君も犯人捕まえないと危ないっぽいしすぐに捕まえないとね」
響希「はい」
と意気込んだものの証拠が少なく、被害者の知り合いとかのアリバイも動機も見つからない、ドラマのようにダイイングメッセージとかも無い、実際捜査は結構難航しあまり進まない。今までとは違い何も関連が無く証拠も残りにくいただの道端、しかもあまり人が通らない一方通行、血液も被害者のみ被害者の衣服にも証拠なし、かなり慣れているのかこれほどまで捜査しにくいのは小説やドラマでも見ているようだった。
華那「どう?何か見つかった?」
響希「いえ、犯人は慣れているかのように証拠も残っていません。それで華那先輩はどうみます?」
華那「そうだね、無差別の可能性があるかも知れないよ。それこそ響希君のみせしめのためとか」
響希「…つまり」
華那「おっと、だからって自分を責めない事だよ別に響希君がやった訳じゃ無いんだから」
響希「華那先輩には敵わないですよ、何でわかるんですか?」
華那「響希君、実は結構顔に出てるんだよ?響希君は分かってないかもだけど」
響希「そうだったんですか?俺的にはちゃんと冷静にポーカーフェイスにしているつもりなんですけど」
華那「まあ、真面目な話私は響希君と沙耶ちゃんの上司なんだか
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