1部分:第一章
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」
「知らない筈がないですよ」
「その妹の末娘がエイトビジョンに声優として採用された」
社長はこのことは少し照れ臭そうに話す。
「つまり私の姪だ。私の姪の専属マネージャーになってくれ」
「ええと?つまり八条家の娘さんがですか」
「声優になられるんですか」
「そうなる。わかったな」
「それってコネですよね」
「完璧なコネ採用ですよね」
「そのことを言うと給与の五十パーセントカット一ヶ月だからな」
社長はむっとした顔で二人に告げる。
「そうなりたいか?」
「あの、それすぐにばれますよ」
「何処の芸能人ですか」
「叔父の私が言うのも何だが才能はある」
社長はこう言いはする。尚この社長はその八条家、現在の総帥の末の弟の三男である。傍流と言えば傍流になるが八条家の人間ではある。
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