ファンディスク:神話と勇者と断章と
コラボ・クロスクエスト〜六絶神が言っていた〜
ターン1
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
う言って、秋也は何も描かれていない軽減欄を指差した。
「それでは本番だ。アタックステップ! クォーツ・ゴレムでアタック! アタック時効果でデッキを一枚破棄!」
クォーツ・ゴレムのカードを横にする秋也。これが『疲労状態』。疲労したスピリットは、アタックとブロックが出来ない。
清文はデッキの上から一枚をトラッシュに送る。これが青のデッキ破壊。このまま何度もアタックされてしまえば、いつかはデッキアウトで敗北だ。青属性の常套手段。
「ここでフラッシュタイミングが入る。防御側から順に、マジックカードや、【神速】をはじめとする効果を使うことができるんだ」
「まぁ、今は使わないよ。秋也は?」
「俺もない。では、このアタックはどうする?」
「そうだな……ライフで受けるよ」
清文は自らのライフゾーンに置かれたコア1つを、自分のリザーブに移動させる。
「こうやって、相手のライフを0にするか、相手のデッキを0枚にしてスタートステッブを迎えさせれば勝ち」
「わぁ……」
「むむむ、簡単なような難しいような」
「実戦をするのが一番分かりやすいか……誰か対戦者を……」
自分でやって、覚える。それが上達への第一歩だ。
秋也が対戦者を募集しようとした、その時。
「はーい! じゃぁアタシが相手になるよ!」
どこからともなく声がした。
「?」
「え?」
声の発信源を辿った彼らが見たのは。
「ふふーん、アタシ、こう見えても強いんだからねっ!」
テーブルの上に置いてある、剣だった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ