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lyrical magic Go with Meta Knight!  夜天の主と銀河の戦士
プロローグ
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前書き [1] 最後
メタナイトside―

「休暇…ですか?」

ある日。私は突然我が主であるデデデ陛下に呼び出された。

「そうだ。メタナイト、お前は最近休んでいないだろう?
だから…しばらく休暇を取れと言っているんだ」

「はぁ…?別に私は気にしていないのですが…」

そう。陛下は休暇を取れ。と言っているが…少し前はそんな事日常茶飯事だった。
しかもその原因は他でもない陛下のせいなのだが…

「良いから休暇を取ることだ!…メタナイト、お前にはいつも迷惑をかけてしまっていた。
だからこれはせめてもの詫びだと思ってくれ」

陛下は目を逸らし、頬を微妙に赤らめながら言う

「へ…陛下がデレたでゲス!?」

「な、なんだエスカルゴン!文句があるのか!?」

エスカルゴン殿が信じられないような目で陛下を見て…
驚いたように言っていらっしゃるが…私もそれには同感である
あの(・・)陛下にこんな事があるなんて…私も到底信じられないのだ

何?陛下に忠誠を誓っていないのか?だと?…何を言う
私ハ陛下ノ忠実ナ(しもべ)ニ決マッテイルダロウ(棒)

「とにかく!!これは決定事項だ!!良いな!メタナイト!!」

「はぁ…?…陛下のお望みであるならば」

と、まぁこのようにして…私の長期休暇が決まったのであった。


―――――――――――――――――――――――――――


「しかし…休暇とはいえ…する事と言えば…部屋でゆっくりするか…カービィを鍛えるか…
カブーの中にあるカービィのワープスターの調子を見るか…位なのだが…

…ふむ…ここはあえて…カブーと会話するというのも悪くはないか…」

そう私は決め、カブーの谷に向かうのだった。


――――――――――――――――――――――――――――


―カブーの谷―


「ここに来るのも数ヶ月ぶりか…」

そう言い私はカブーのもとへ歩いて行く


『メタナイト卿。久しい』

そう目の前の木の銅像。カブーが私に話し掛ける。

「あぁ、久しぶりだな。カブー
カブー。なにか予言のようなものはあるか?」

私はそうカブーに聞く

『長生きカブー、教える。
夜天の魔導書。それが地球で恐ろしいものになる…それを救わなければ
地球のある銀河系が脅かされるかもしれない』

「夜天の魔導書?…確かそれはとある銀河系の星で作られた魔導書だった筈…
しかしアレは無害な物であり…所有者が悪でない限り何事にもならない筈では…?
しかも地球と言えば魔法関係のモノは全く存在しない筈…
つまり地球の者が夜天の魔導書の主に選ばれたという事か…?」

『そこまではわからない。だが、確実に地球に危機が迫っているのは確かだ』

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