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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter46
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ことを第一にだろう、これは祐輔さんが持ってきた異世界転送装置で見つかる確率は飛躍的に上がった。

そのあと自分はどうするべきか、俺はこの一件で管理局からのお尋ね者として追われることになるだろう、初音島に行けばその心配はなくなるとは思うが…この世界の圭達のことを考えるとそれができない

「はぁ…どうすればいいだろう」

この戦いが終わっても悩みの種は減らない一方だとため息をしながらテントに戻り眠りにつくのであった。

そして翌日朝9時を回った時刻校門前におり、俺の見送りにるーちゃん達を始め、若狭家、子供達などが見送りに来ていた。

「ゆーにい、行っちゃうの?」

別れたくないのか、るーちゃんは寂しそうな顔をして俺に問いかけてくる。

「うん、早く、りーねえや、他のみんなにもたくさん心配させちゃったから早く行かないと行けないからさ」

「…また戻ってくる?」

「ああ、用事がすんだら必ず、その時はまた特製のデザート作ってあげるから」

「本当!?」

「ああ、ほんとうだ」

るーちゃんは満面の絵顔を俺に向け、俺は他のみんなを方に顔を向ける。

「短い間でしたがお世話になりました」

「世話なんてそんな寧ろこっちが世話になったよ!」

「先生、算数教えてくれてありがとう!」

そんな感謝の言葉のなかこちらに近づく少女が一人

「ごめん!遅れちゃいました!」

「全く、あと少し遅かったら置いていってたぞ、圭」

「お、置いてくなんて酷くないですか!?」

巡ヶ丘中学の制服を来て大きな弦楽器を入れるようなケースにドラグノフそれとコンパクトなバックを持った圭がやって来た。

「それで、お母さんには話したのか?」

「は、はい、お母さんはいっておいでって…」

「そうか、それじゃあそろそろいくか」

出ていくことを認めてくれたようで素っ気ない返答してから俺達は校門から外へと離れていく。

『いってらっしゃーい!!』

ふと校門の方から見送りに来た人達が俺達にそういい、一度圭と顔を合わせて頷き。

「「行ってきます!」」

必ず帰ってくると心に決めながら俺達は助けを待ってあるであろう圭の友人のところへ歩き始めた。


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