第10章 エル・ファシル掃討作戦 前編
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ンリッター連隊赴任が決まった後も誰がホークアイなのかは結局わからなかったそうだ。
常に見られていると思って行動しろ
これが鉄則だった。
そんなことをぼやぼや思い出してる時だった。
いきなり聞きなれた音が「ヒュルルルル…」という音が
聞こえてきた。
しかし、こっちに飛んでこないことは一瞬で判断がついた。
レイ曹長が探知機をいじって
「この尾根のほぼ真下に敵の迫撃砲陣地があります。」
と申告してきた。
これはまたとないチャンスだった
私は
「よし!ロベール兵長」
と言って無線兵であったロベール兵長を呼ぶ。
そして彼の背中についている遠距離無線機をいじって衛星軌道上に待機する第9艦隊第24空母打撃群第224飛行団第7対艦攻撃飛行隊を呼び出した。
私は
−こちら、アルファ・ロミオ01 ブラボー・ジュリエット01 聞こえますか?
聞きなれた男性パイロットの声が聞こえる
−こちら ブラボー・ジュリエット01 フライトリーダー マベリック01 どうぞ
私は
−アルファ・ロミオ01 近接航空支援を要請します。 大気圏内にスパルタニアンはいますか? どうぞ
パイロット
−ブラボー・ジュリエット01 了解した。大気圏内には2個中隊が待機中。近接航空支援可能を行う 座標を送れ どうぞ
私
−アルファ・ロミオ01 了解。A-44地区 E-43・N-47地点 対象迫撃砲陣地 どうぞ
パイロット
−ブラボー・ジュリエット01 了解。3分後爆撃開始でいいか どうぞ
私
−アルファ・ロミオ01 大丈夫です。協力に感謝する ミスターコリンズ どうぞ
パイロット
−礼には及ばないよ。 マッド通信終わり
つまりこのパイロットは第7対艦攻撃飛行隊指揮官のマッド・コリンズ少佐つまりニコールの父であった。
たまたまではあったが近接航空支援の時の訓練でどっかで聞いたことのある…とおもったら少佐だったという感じだ
かくして3分と立たないうちにスパルタニアンの聞きなれた飛行音がしたのちに下の迫撃砲陣地ではドロップアウト判定を知らせるヘルメットの点滅が確認された。
爆撃後の迫撃砲陣地へ向かう。
情報収集のためだ。
おそらく本当の戦場だったら紙媒体は燃えてしまうので、実戦同様に今回も情報媒体のチップだけを抜き取る。
迫撃砲の種類は重迫撃砲に分類されるもので連隊迫撃砲小隊に配備される級のものであった。
そして、鹵獲したチップを情報媒体で確認する。
どうやら第1山岳師団自体はここら辺には歩兵部隊しか展開しておらず山岳砲兵部隊は展開していなかった。しかし、その地図の中には歩兵部隊が重要ポイントを上から見下ろせるところに配置されており、侵攻作戦自体速やかに行く気配がなかった。
情報を回収したところで我々は撤収した。
情報を連
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